愛知県の東側の、心地よい潮風に吹かれながらに浮かぶ竹島を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。貝のみそ汁を飲もう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
今朝は愛知県の、蒲郡です!
愛知県の南東部、三方を山で囲まれた南側が。人口8万人あまりという街。
海に浮かぶ「八百富神社」は古くからパワースポットとして有名で、陸地からは長さ387メートルの橋で結ばれています。
島には縁結びで有名な「八百富神社」があり、島から戻ってくるカップルは、「竹島」を振り返らずに、手をつないで橋を渡りきると願いが叶う……そんな言い伝えがあるのだそうです。
三河湾はアサリの産地として有名です
渥美半島と知多半島に囲まれ、水深が浅く、広さ600㎢あまりの三河湾には、豊川から山のミネラルをたっぷり含んだ水と、きれいな砂が流れてきます。そのため干潟がいつもリフレッシュされていて、海水にはエサのプランクトンが豊富に含まれています。しかも塩分の濃度が低めで安定しているため、柔らかくふっくらとした身のアサリが育ちます。
水温が上がる今の時期は、産卵の準備のためエサをどんどん食べ、栄養を貯めこんでいきます。身がどんどん大きくなる春こそがまさに旬。1年中でアサリが一番おいしい時期といわれます。誰でも潮干狩りができる砂浜が多い三河湾には休日ともなると、引き潮の時間をみはからって家族連れでにぎわいます。
しっかりと砂抜きをしたあと、水で煮出して汁が白くにごりはじめ、貝が開いたぐらいが食べ頃。すでにうまみ成分がしっかりと出ているので、ダシもいらず、加える味噌も少なめで大丈夫です。濃厚な海のエキスをたっぷりとどうぞ。
三河湾にはハマグリよりも大きな「大アサリ」という10センチくらいの貝を網焼きなどで食べる名物もあります。