今週は、サッカー選手 ルイス・フィーゴの言葉をピックアップします!
元ポルトガル代表。
所属したクラブは、スポルティング・リスボン、バルセロナ、レアル・マドリード、そして、インテル。
かつて、バロンドールを獲得するなど、ひとつの時代を築いた名選手です!
プレースタイルの特徴は、ドリブルでした。
背番号7が、右サイドを突破していく姿は、忘れられませんね。
フィーゴと同じく、ポルトガル出身のクリスティアーノ・ロナウド。
彼もキレキレのドリブルを武器にしている選手ですが、ロナウドといえば、背番号は「7」ですよね。マンチェスター・ユナイテッド時代から、7番を背負っているんですが、ロナウドは、こんなことを言っています。
「子どものころから、フィーゴのようになりたいと思っていた。僕にとって7番は、フィーゴの番号だ。だから、特別な意味がある」
そんなフィーゴ、こんなことを言っています。
「俺はドリブラーだ。だから、1対1になったら、勝負しないわけにはいかない」
なんでも、子どものころから、誰かをドリブルで抜けないと思ったことはないんだそうです。絶対に抜ける!この自信が、フィーゴを大選手にしたのかもしれません。
輝かしいフィーゴのキャリアで世間を騒がせたのは、バルセロナから、レアル・マドリードへの移籍でした。バルセロナとレアル・マドリードって、ものすごいライバル同士ですからどちらからどちらかへの移籍って、まず考えられないことなんですよね。当時、スペインの新聞はこの話題で持ち切りだったそうです。
レアル・マドリードに移籍したあと、バルセロナのホーム「カンプノウ」でのバルセロナ戦のコーナーキックで、フィーゴが蹴りに行くと、スタンドからコインだとか、いろんなものが投げ込まれて、試合が中断したということもありました。 この移籍劇、000年の出来事だったんですが、フィーゴが「フランス・フットボール」が選ぶ、ヨーロッパ最優秀選手に選ばれたのはこの2000年のことでした。プレーでも、ピッチ外の移籍騒動でも、強烈な光を浴びたこの年。フィーゴを支えたのは、おそらく、自分自身の言葉。
「俺はドリブラーだ。だから、1対1になったら、勝負しないわけにはいかない」
ユニフォームの色は変わっても、背番号「7」の内側には、熱い想いが貫かれていたのです。