2013/5/17 中山雅史

Jリーグを語るときに、この人は絶対に外せません!
中山雅史さん!
歴代最多、J1通算157ゴール!
最年長でのJ1出場記録も持っています。
先日、そんな中山さんに、直接、お話を伺うことができました!

中山:情熱の「リハビラー」。 中山雅史です!

__キャリアの中で転機となった場面、苦労した時に支えとなった言葉は?

中山:現役の中では本当にリハビリが多かった。
言葉は特に無いけれど、リハビリを支えてくれたマルコというトレーナーがいて、リハビリに向かう自分を鼓舞してくれた。
いつも奇声を上げていて、僕も奇声で答えていました(笑)。
でもサッカーをやっている上で困った時、岐路に立った時に支えとなったのは親父。
親父が、「好きにすればいいだろう」という言葉や態度で、僕の考えを尊重してくれたのは、非常にありがたかった。

__サッカーをやっていて嬉しかった言葉は?

中山:自分でも「下手くそだ、下手くそだ」と言ってはいるんですけど、ちょっとしたところで「そんなんでもないよ!」といろんな人たちが言ってくれた言葉(笑)。
自分のプレーが元気の源になっているという言葉を聞くと嬉しくなる。自分も奮起する。

__心に残る試合は?

中山:負けた試合が多い。
大きな大会で言うと、ワールドカップ(98年フランス大会)のクロアチア戦でゴールが決められなかったあの試合。
自分でも動けていて「生涯最高じゃないか?」というくらいのトラップが決まって、そこからのシュートがゴールにならなかった。その悔しさが今でも残っている。

あとは、ジュビロでも札幌でも自分が出て負けた試合、活躍できなかった試合が心に残っている。
直近だと札幌の最後の試合。出させてもらったけど1回触っただけで試合になんら参加できなかった。
もうちょっと自分の動きを工夫していれば……と思っている。

__サッカーを通じて得た喜びは?

中山:自分を成長させてくれたと思います。
リハビリしていた期間も長かったですけれどもそれによって自分を強くしてくれた。いろんなことを見返す期間でもあった。それによっても自分自身が成長できた。
現役時代はそうは思わなかったけど、今思えば喜びがいっぱいだった。

「サッカーが僕を成長させてくれた」「サッカーを通してまだまだ成長させてくれるだろう」という想いもありますから、これからもサッカーには関わっていきたい。
プレーヤーとしては中々難しい状態にはなっているかもしれないけど、そこをあえて。あえて!隙あらば!という考えを持ちながら、「未練タラタラな中山は、まだまだやってますよ」ということを、皆さんにお伝えしたいと思います。
朝ですよね?これ。
皆さん、おはようございます!元気ですかー!朝一ですよ!
僕の声を聞いて嫌にならないでくださーい!


「負けた試合のほうが 心に残っている」 印象深い言葉でしたね。 「今後もサッカーに関わっていく」というお話もありました。 これもぜひ応援していきたいです。 そして、また、どこかで、見せてくれ!ゴンゴール!!