南米アルゼンチンの北東部、世界最大級、イグアスの滝を臨んで彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。軽い朝ごはんを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
今朝はアルゼンチンのイグアスの滝です!
ブラジル、パラグアイとの国境地帯にあるイグアスの滝。
4kmあまりの幅にわたって、大小およそ275の滝があり、中には80mにも達する高さから流れ落ちる水の量は圧巻です。
イグアスの滝の最大の見どころは、何といっても「悪魔の喉笛」と呼ばれるポイントでしょう。
轟音をあげて流れ落ちる水によって、水しぶきがあがり、あちらこちらに沢山の虹を作り出します。アルゼンチン側のイグアスの滝は、橋やボートで、すぐ近くまで行けるのが特徴で、その迫力を体感できるのです。秋から冬へと季節が移る南半球ですが、イグアスの滝は亜熱帯にあるため、通年での観光が可能です。
アルゼンチンの朝の定番はクロワッサンです
移民の国アルゼンチン。フランスの朝食文化の影響を受けているのでしょうか、クロワッサンはとてもポピュラーです。
しかし「メディア・ルナ(半月)」と呼ばれるアルゼンチンのクロワッサンは、一般的にバターをたっぷり使ったフランスのそれとはちょっと異なります。パン屋さんでは大きめで柔らかく甘みのある「ドゥルセ」と、小さめで少し硬い塩味の「サラーダ」の2つに種類が別れています。
また「メディア・ルナ」を作る時に使う油も、バター以外に動物性の油を使うものがあるようです。
日本の菓子パンや惣菜パンのように、チョコレートがけだとか、ハムやチーズをはさんだりしたものもあって、そのバリエーションはかなり豊富です。
でもカフェのいわゆる「モーニングのセット」は、シンプルに何も入っていないものが基本。
もちろんたっぷりとミルクが入ったコーヒー、「カフェ・コン・レッチェ」とともにどうぞ。
今週はアルゼンチンのクロワッサン「メディア・ルナ」でした。
現地ではコーヒーの中にお砂糖を入れるだけでなく、「メディア・ルナ」にも直接砂糖をふりかける人も多いとか。