日本の農業。
ここ数年で、畑仕事に関心を持つ方が増え、市民菜園も広がっています。
しかし、海外の専門家の中には、自分の趣味で自分の食べたいものを作りたいという意味で、市民菜園や有機栽培に関心をもつのはいいこと。
先進国ではよくても、それでは第3諸国を中心に、急増する世界人口を養うことはできない。
現実では、いかに、作付面積を増やし、生産性を上げるかが重要であり、有機農法はむしろ生産性も低く、環境的にも持続可能とはいえない、という意見もあるんです。
開発途上国にも食料が行き渡るような大規模農業を考えた場合、こうしたことを考える必要があるんですね。
今朝は、農業分野の教育機関として世界有数のオランダ、ワーヘニンゲン大学のニールズ・アンテン教授にお話を伺いました。