山形県の北東部の最上郡にあるJRの堺田駅、無人駅のホームに降り立ち、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。素朴な朝ごはんを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
そのなかのひとつが、「最上赤にんにく」。
薄皮が赤紫色なのでその名がつきました。
普通のニンニクよりちょっと大ぶりで、生では辛味がありますが、アルミホイルに包んで、焼いて食べると甘みが出て、ホクホクとした食感を楽しめるのが特徴です。
朝ごはんのおかずの定番といえば、スライスしたものを自家製の味噌に漬け込んだり、すりおろしたものを味噌に混ぜていただく「にんにく味噌」。きのこと一緒に食べる事も多いようです。
ピリッとした辛みを楽しみながら、アツアツのごはんでどうぞ。
雪の下で冬を越したにんにくは、じっくりと土の中で春を迎え、今月末から収穫がはじまります。