2013/7/5 ガボン共和国

アフリカ大陸にある赤道直下の国、ガボン共和国。
南大西洋を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。シンプルな地元のごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はガボン共和国です

日本のおよそ2/3の広さで、人口は150万人あまり。国土の約8割以上が森林で、多くの自然が手つかずの形で残されています。

鉱物資源に恵まれ、アフリカ屈指の産油国でありながら開発を抑制し、自然保護を国策として掲げるガボン。
13ある国立公園の総面積は、国土のおよそ1割にもなります。
首都リーブルビルから、300kmほど南に下ると、熱帯雨林、サバンナ、ラグーン、ビーチにいたるまで、さまざまな環境があるロアンゴ国立公園があります。
ゴリラ、カバ、スイギュウ、マルミミゾウが生息するほか、ウミガメの産卵や、ザトウクジラなど、季節によって間近に見ることができます。

まさに地上の楽園という評判で、特にヨーロッパからエコツーリズムの観光客が訪れます。

ガボンの主食は「マニョック」です

「キャッサバ」という芋のフランス語が「マニョック」。 皮をむいて、そのままでも食べられますが、一般的には芋を茹でたのちに、砕いて、炒めて乾燥させ粉末にします。 その粉をお粥のようにして食べるのがポピュラーですがおかずに直接ふりかけることもあります。 またシンプルに食べる時は、バナナの皮で包んで、蒸してから時間をかけて発酵させ、もちもちした食感の「ちまき」のように加工します。

このスティック状の「マニョック」は、甘みだけでなく発酵することで、クセのあるほのかな酸味が特徴。
あっさりした味から、コクのある味まで、地方によって、そして家庭によって変わります。
たっぷりと砂糖を入れたコーヒーと一緒にどうぞ。

路上に面した屋台はほとんどなく、地元の人々が行く食堂は看板もない奥まった場所にあるのだそうです。