アフリカ大陸にある赤道直下の国、ガボン共和国。
南大西洋を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。シンプルな地元のごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。
鉱物資源に恵まれ、アフリカ屈指の産油国でありながら開発を抑制し、自然保護を国策として掲げるガボン。
13ある国立公園の総面積は、国土のおよそ1割にもなります。
首都リーブルビルから、300kmほど南に下ると、熱帯雨林、サバンナ、ラグーン、ビーチにいたるまで、さまざまな環境があるロアンゴ国立公園があります。
ゴリラ、カバ、スイギュウ、マルミミゾウが生息するほか、ウミガメの産卵や、ザトウクジラなど、季節によって間近に見ることができます。
まさに地上の楽園という評判で、特にヨーロッパからエコツーリズムの観光客が訪れます。
このスティック状の「マニョック」は、甘みだけでなく発酵することで、クセのあるほのかな酸味が特徴。
あっさりした味から、コクのある味まで、地方によって、そして家庭によって変わります。
たっぷりと砂糖を入れたコーヒーと一緒にどうぞ。
路上に面した屋台はほとんどなく、地元の人々が行く食堂は看板もない奥まった場所にあるのだそうです。