2013/7/12 福西崇史

今週は、福西崇史さんへのインタビューをご紹介します。

福西さんは、95年にジュビロ磐田に入団。
アマチュア時代はフォワードだったんですが、磐田に入団後、守備的ミッドフィールダーにコンバートされました。

そして、プロに入ると、すごい出会いがありました。
あの ドゥンガが 加入してきたんです!!

高校を出てすぐ、キャリアもほとんどない選手がワールドカップ王者ブラジルのキャプテンが加入してくるって、これは、ビビりますよね。
とにかく、ものすごく怒鳴られた、ということなんですが、僕もいろんなところで話しを聞いてたんです。あの時期、一番怖かった選手は誰か?それはドゥンガだ!と(笑)
でもこの経験が、大きく生きたんじゃないでしょうか?

1999年、トルシエ監督のもと、代表デビュー。
2004年、中国で開催されたアジアカップ決勝、中国戦で先制ゴール!
ヘディングで決めて、チームの優勝に貢献しました!
いいところで、ゴール決めてるんですよね。
やはり、フォワード出身だからか、得点感覚も優れていた福西選手でした。

さあ、そんな福西崇史さんにお話を伺いました!

__苦労した時代に支えてくれた言葉は誰からのどんな言葉でしたか?

僕はプロになってからがやはり一番大変な時期が多くてですね、その時に、自分に「思い切ってやりなさい」と妻や親から言われたことが自分の支えになりました。

「何とかしなきゃいけない」という自分の思いがある中で、その言葉を信じて、自分の出来る限りの力を出してやっていこう。という前向きな気持ちになりました。

__サッカーを続けていて嬉しかった言葉は誰からのどんな言葉でしたか?

嬉しかったのは……「凄いねぇ」とか(笑)「上手いねぇ」とか、「観てて楽しいよ!」もそうだし、やっぱりそういった、ほんのちょっとした事を気持ちで言ってくれた時っていうのは、サポーターにしても身近な人にしても、誰からでも、そういう言葉っていうのは嬉しかったです。

__ 心に残る試合はどの試合でしたか?

いっぱい残ってますけどね!
2006年ワールドカップドイツ大会1回戦、オーストラリア戦です。

やっぱり、あのワールドカップドイツ大会に出たいとずっと思っていて、やっと出られる機会があって、そこを勝って次にまた「やりたい」と思っていた時の負けたショックも大きいですし、そこに向けてやってきた自分の気持ちも強かったし、やっぱりそれが一番僕の心に残る試合です。

__サッカーをやっていてよかったことは何ですか?

やっぱり、みんなで協力できる!人と人とのつながり、友達もそうですし先輩もそうですし、後輩、全ての人とのつながりが、やっぱりサッカーをやっていて良かったこと。そして個人的にもサッカーを通じて成長できた、人間として成長できたことは良かったなと思います。


今朝は、元日本代表、福西崇史さんへのインタビューをご紹介しました。
福西さん、ありがとうございました!