2013/7/19 ミヒャエル・バラックの言葉

今週は、元ドイツ代表、ミッドフィールダー、ミヒャエル・バラックの言葉をピックアップします!

去年の夏に現役を引退、先月、引退試合が行われてニュースになっていましたが「バラック・フレンズ vs 世界選抜」集まったメンバーがものすごい!
ドログバ、シェフチェンコ、エッシェン、ラーム、マテウス、それから、ミヒャエル・シューマッハって、あのレーサーのシューマッハですよね。まさに、みんなに愛されていた選手、だったんです!

みなさん、どんなイメージ、持ってらっしゃいますでしょうか?

ドイツ代表といえば、やっぱり、一番、印象深いのは、日韓共催のワールドカップ決勝、だと思うんですが、ブラジルに敗れて準優勝だった、あの試合、実は、バラックは、出てないんです!

2002年のワールドカップ、ドイツは準決勝で韓国と対戦します。
あの時の韓国。すごかった。
ベスト16でイタリアに勝って、ベスト8では、スペインにPK戦で勝って、そして、ベスト4でドイツと激突しました。
結果、ドイツが1−0で勝ったんですが、ソウルでの試合は完全アウェイ。しかも勢いにのりまくる韓国を止めるためにバラックは、ファウルをおかさざるを得なかった。
自らのゴールで決勝進出を決めるんですが、でも、警告の累積で、決勝は出場停止。
そして、チームはブラジルに敗れました。

ちょっと調べてみたんですけど、バラックは、選手生活のなかで、準優勝がすごく多いんです。
優勝に一歩届かず2位、という結果がズラっと並んでいます。

2001―2002シーズン、レバークーゼンというクラブチームで、ブンデスリーガ2位。カップ戦準優勝。ヨーロッパチャンピオンズリーグも準優勝。
で、この2002年のワールドカップ準優勝。
2007−2008シーズンは、イングランドのチェルシーでプレミアリーグ2位。リーグカップ2位。チャンピオンズリーグ準優勝。
で、2008年のヨーロッパ選手権「ユーロ」で、準優勝。

タイトルにあと一歩、あと一歩なんですが、でも、だからこそ高いモチベーションを持てたのかもしれません。

そんなバラックの言葉。

「俺たちの強みは何と言っても、ゲルマン魂だ。
最後の一秒まで絶対にあきらめない。秩序を守って、一致団結で立ち向かう。
まさにチームスピリットこそが、最も重要なんだ」

仲間を愛し、仲間に愛されたサッカー選手。
それが、ミヒャエル・バラックでした。

代表Aマッチ通算98試合で42得点を挙げていて、これは、ドイツの歴代8位。
でも、1位から7位まではすべてフォワードの選手、ということで、ミットフィールダーとしては、抜群の得点能力を持っていた選手でもありました。