今年の夏は「土用の丑の日」が22日の月曜日と来週末8月3日の2回あるのだそうです。日本人にとっては欠かせない夏の定番「鰻」ですが、日本人があまりにたくさん消費するので、世界中のウナギの数が減っているという現状もあります。値段が上がっていることもさることながら、近い将来食べられなくなるかも知れません。
さてあの国での「ウナギ事情」はどうなのでしょう?
今日も2カ国をコネクト。
ウナギを食べる習慣はありますか?
スペイン、セビリア。加藤由香里さん
「そんなに頻繁に聞きませんが、食べます。」
どんな食べ方なのでしょうか?
食べ方としてはぶつ切りにしてじゃがいもとニンニク、唐辛子、パプリカなどと煮た煮込み料理が有名ですが、ニンニクと唐辛子とたっぷりのオリーブオイルで炒めて食べることもあります。
庶民的な食べ物なのでしょうか?
稚魚も有名で、キロ500−1,000ユーロもする高級食材として知られています。
高級なため庶民には手が届かないので、すり身等で形作られた(目も書いてあります)疑似品がスーパーなどでよく出回っています。カニかまのような感じでしょうか。でもそれもとてもおいしいです。
うなぎを食べる習慣はありますか?
南アフリカ、ケープタウン。相原純子さん
「一般の食卓に上がることは、まず、ないに等しいです」
もともと南アフリカではウナギ料理はないのですか?
スーパー、魚市場でも手に入らないので、ウナギを食べたことがない人がほとんどだと思います。
一般の人はウナギが手に入らないので、他の国のような調理法も知られていないと思います。
それではウナギを食べることはできないのでしょうか?
南アフリカでウナギを食べるとしたら、寿司レストランへ足を運ぶしかないです。
ウナギが唯一食べれる場所ですが、「ドラゴンロール」としてメニューにあり、これはこれで人気があります。