今週は、フランク・ランパードをピックアップします!
お父さんは、元イングランド代表、フランク・ランパード・シニア。
おじさんは、イングランド代表監督の候補にも名前が挙がるほどの指導者、ハリー・レドナップ。
つまり、サッカーの名門一族の血をひくのが、フランク・ランパードです。
ランパードは、まず、1995年、お父さんがコーチ。そして、伯父さんのハリー・レドナップが監督をしていたウエストハムと契約。その後、2001年にチェルシーに移籍しました。
チェルシーでは、やはり、モウリーニョ監督との出会いが大きかったんじゃないですかね?
2004 - 2005シーズンにやって来たモウリーニョ監督のもと、チェルシーは、いきなり、50年ぶりのリーグ優勝!
さらに、次のシーズンもプレミアリーグを制して、連覇!
モウリーニョ監督のもと、チームがぎゅっと団結して、強かったです。このころのチェルシー。
今シーズンはモウリーニョがまた戻ってきて、やっぱり、チームがまとまっている感じがしますよね。
話をちょっと過去に戻しますが、2007 - 2008シーズンの途中、モウリーニョ監督は、いきなり退任。
その後、「グラント監督が、急遽、指揮をとる」という激動のシーズンの終盤。
ランパードにはもうひとつ、大きなことが起こります。
お母さんが、危篤。そして、帰らぬ人となってしまうんです。
その1週間後。
さすがに、精神的にもランパードは出ないだろうと見られていた、UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝。リバプールとのセカンドレグ。
ランパードは先発出場しました。
チーム全員が喪章をつけてのぞんだその試合。
90分終えて、1-1。ファーストレグも1-1だったので、試合は延長にもつれます。
そして、チェルシーは、リバプールのファウルでPKを獲得。
キッカーは、ランパード。
ランパード、助走からシュート!決まった、ゴ〜〜〜〜ル!!
ランパードは腕の喪章を外してキス。そして、天を指差しました。
実は、今年5月の試合で、ランパードは、チェルシーの歴代最多得点記録を塗り替えました。
そのとき、こんな言葉を残しています。
チャンピオンズ・リーグの決勝で、バイエルン・ミュンヘンに勝ったときほどではないけれど、個人的には素晴らしい1日だ。この記録を母に捧げたい。
なぜなら、母は、僕の1番のサポ―ターだったからね。
昨シーズン限りで「チェルシーを退団か」なんて言われていましたが、契約を延長。
モウリーニョ監督のもと、チームの中心として活躍しています。
青いユニフォームが、似合います!