東京オリンピックのメイン会場となった国立霞ヶ丘競技場。
老朽化のため建て替えが決まっており、新国立競技場として生まれ変わります。
2020年の東京オリンピックでも、メインのスタジアムとなります。
昨年、国際的なコンペティションを行った上で、すでに設計案は決定しています。
選ばれたのはイギリス在住、イラク出身の女性建築家、ザハ・ハディドによる設計案。
スポーツのもつダイナミズムを形にしたような流線型のスタジアム。
斬新で注目されていますが、この設計案をめぐって今、建築界でさまざまな議論が持ち上がっているんです。
とんでもなく大きすぎるんじゃないだろうか?
こうした問題をめぐって、
「みんなでその是非について考えよう」と、公開シンポジウムが開かれることになりました。
「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」。
今朝は、このシンポジウム発起人のお1人、建築家で東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、大野秀敏さんに伺いました。