新しいポスティングシステムでのアメリカのメジャー・リーグ移籍を目指す楽天の田中将大投手。
獲得を希望する球団の交渉期間が日本時間の昨夜から始まりました。30日間で契約が成立すれば、楽天には上限で2,000万ドル(およそ21億円)が支払われます。資金力が豊富なヤンキース、カブス、ドジャースなど、10球団以上による争奪戦が展開されるとみられ、大リーグ公式サイトでも大きく取り上げられています。年俸は複数年契約で1億ドルを超えるのでは、といわれています。
プロ野球の臨時オーナー会議がきのう都内で開かれ、元東京地検特捜部長熊崎勝彦氏が第13代コミッショナーに就任することを承認しました。
今年10月統一球を飛びやすくしながら公表しなかった問題で、加藤良三前コミッショナーが引責辞任。後任については従来型の「球界の番人」を求めるセリーグと、ビジネス感覚の優れた人材を推すパリーグで、意見が分裂しましたが、実務派の専務理事を置くという折衷案で決着しました。任期は来年1月1日から2年間ですが、問題は山積しています。
東京体育館で行われているバスケットボールの全国高校選抜優勝大会はきのう女子の準々決勝4試合と、男子の3回戦8試合が行われました。 開催地枠出場の国学院久我山は、前回3位京都の洛南にリードを許すも66-58と逆転し金星を挙げました。「次はどこが勝ち上がってきても強いと思うので、自分たちのバスケをするだけ」とコーチはコメント。
今日からスピードスケートのソチ五輪代表選考会が、長野県のエムウエーブで行われます。きのうは前日練習が行われました。バンクーバーに次ぐ連続出場を狙う高木美帆選手は、姉の高木菜那選手とともに練習に参加しました。今シーズンは2つ年上の姉高木菜那選手が急激にレベルアップし、姉妹でワールドカップに出場。一方妹の美帆選手は、フォーム改造がうまくフィットせず競技生活初のスランプに苦しんでいます。実戦でのスピードアップをはかるために、先日はイタリアで行われたユニバシアードに出場。1,000メートルで金メダルを獲得してようやく復調の手がかりをつかんだかに見えます。
普段は仲が良くスケートの話もするとのことですが、レースはもちろん別。1,500メートル、明日の3,000メートル、あさっての1,000メートルで姉妹対決となりますが、妹の美帆選手は「姉の(五輪)出場は問題ないでしょ。自分の滑りをするだけ」とコメント。姉菜那選手は「姉妹というより1人のライバル。レースでは姉妹も関係ない」と初の五輪出場に向けて意気込みを語りました。