最近、植物工場の運営に乗り出す企業や、大学機関が増えています。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、植物工場とは、人工的な光によって野菜を栽培する施設。
畑を必要とせず、害虫の心配もなく、天候に左右されずに生産できます。
今年は日本各地で異常気象がみられ、農作物の価格が高騰。
みなさんの生活にも影響が出ましたね。
こうしたこともあって、天候による影響が少ない植物工場への期待が高まっていますが、まもなく、農協として全国初となる植物工場が誕生します。
取り組みを始めたのは、福島県白河市の「JA東西しらかわ」。
土を使用しない。そして栽培する空間が完全に閉鎖されることで、放射性物質を遮断することができます。
放射能による汚染が心配され、風評被害に悩まされてきた福島産の農作物。
それを払しょくしようというのが狙い。
すでに体制は着々と進んでいて近日中に工場稼働。
今朝は福島県白河市の農協「JA東西しらかわ」営農経済部 農業振興推進課 植物工場長の下重勝則さんにお話を伺いました。