今日1月31日は日本で最初に生命保険金支払いがあった日ということで「生命保険の日」なんだそうです。
世界の生命保険事情、あの国ではどうなのでしょうか。
今朝も2カ国をコネクト。
イギリス、ロンドン。小林紀美さん。
「関心が高く、変った保険もあります」
イギリスの生命保険の起源は17世紀ごろ、セントポール寺院の牧師たちがお葬式の費用をまかなうために積み立てたのがきっかけ。 「香典前払保険」と呼ばれていた保険が最初と言われています。
325年の歴史を持つ「ロイズ」が代表的な保険組合で、エドワード・ロイドという人がテムズ川の船着場に近い場所でコーヒーショップを営業していた。
貿易商や海運業者などが集まり保険業者の人たちの取引の場所として利用したのがそのはじまり。
宇宙人にさらわれた場合、宇宙人に妊娠させられたり、殺害された場合、保障してくれる保険の「エイリアン保険」。 ドラキュラに噛まれたときに保障してくれる「ドラキュラ傷害保険」。 2006年のドイツ・ワールドカップでイングランドが1次リーグで負けた場合に精神的に受けるトラウマを保障する「トラウマ保険」。 これ以外にも賭け好きのイギリス人らしい保険はいっぱいあります。
ネッシーが捕獲されたときの懸賞金を保証する保険。 胸の怪我によって胸毛の85%以上を失った場合にその人の見た目とか、パーソンイメージ、仕事のキャリアに重大な影響を与えた場合に、保険が支払われる「胸毛保険」など……
マレーシア、クアラルンプール、石田鬼美香さん。
「中華系の人々は関心が高く。マレー系の人々はあまり関心がありません」
中華系の人々はビジネスをやっている関係で、保険に入っている人は多くいます。
中華系は、特に葬儀にお金がかかるので、生命保険は重要です。
生活の根本にあるのはムスリム同士のつながりが強く。 相互に助け合います。
ムスリムの人々はアラーに守られていると云う意識も強いです。
葬儀も近所の人が全て取り仕切ります。無くなるとその日に埋葬して全て終わりです。 そんな状態ですので葬儀も簡単で経費がかかりません。