2014/2/7 世界のウインター・スポーツ事情

今日から開幕のソチでの冬季オリンピック。
開会式を前に、きのうからすでに競技は、新種目のスノーボード男子スロープスタイルがはじまっています。さまざまな種目がありますが、ウインター・スポーツ事情、あの国ではどうなのでしょうか。
今朝も2カ国をコネクト。

ロシア、モスクワ。エレーナ・カタソーノバさん
「盛んです」

スポーツニュースで最も多く扱われるのが、スキーとフィギュアスケート。
ロシアの人のおよそ5割がスキーをすると言われ、スケートも5割弱の人がしたことがあると言われています。

フィンランド、エスポー。遠藤悦郎さん
「いろいろと盛んです」

一番身近なのはスキーとスケートで、子供の頃からみんな楽しみます。
ただ日本で「スキー」というとは、普通アルペン／ダウンヒルスキーを思い浮かべますが、北欧＝ノルディックですので、フィンランドでは「スキー」といえば、普通クロスカントリースキーをさします。

首都ヘルシンキでも、住宅街からちょっと歩けばすぐ森や海があるなど自然が身近なので、そこにクロカンスキーコースが整備されています。多くの市民は雪が降ると待ちに待ったという感じで「ご近所スキー」を楽しんでします。
凍った湖や海の上（!）だと、坂がなく真っ平らなので初心者でも無理無く楽しめます。

日本の寒い地方でもそうだとは思いますが、スケートも盛んです。
広場に水を撒いて作った天然氷リンクや本格的なアイスホッケーリンクがあちこちにあります。

スキーのジャンプや、射撃のバイアスロン、ノルディック複合も人気です。

フィンランドにはこれらノルディックの種目の国際大会が多く開かれ、最近は若いスノーボード選手が国際大会でメダルを獲得するなど注目されていて、オリンピックでも活躍が期待されています。

フィギュア・スケートも人気ですが、なんといっても国技といってもよいアイスホッケーは、ソチオリンピックでも男女ともメダルを狙える種目。フィンランドは3年前に男子世界選手権で優勝、今年1月には男子U20世界選手権でも優勝しているなど期待がかかります。