過去に起きたメルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画『変身 Metamorphosis』。
監督、脚本、編集、ナレーションは、J-WAVE JAM THE WORLD 金曜日のナビゲーターでもあるジャーナリストの堀潤さん。
カメラは 東京電力 福島第一原子力発電所の事故、1979年、アメリカ、スリーマイル島の原子力発電所の事故、さらに1959年、アトミックインターナショナルによる高速原子炉の開発が行われていたアメリカ、サンタスサーナ原子炉実験場で起きた事故の その後に迫ります。
登場するのは、福島県浪江町で今でも暮らす人たちや、原発で除染作業にあたる作業員。
35年前、メルトダウン事故が起きたスリーマイル島で今も暮らしながらガンの恐れにおびえる住民たち。
その一方で1959年、サンタスサーナで起きた原子炉実験場付近に住む若い世代からは原発を推進する声も。
そこから私たちはどんなことを感じ取ることができるのでしょう?
「原発の問題には、多角的、複眼的な目で取り組まなくてはならない」とおっしゃる堀さん。
そのため、この映画は6割が堀さんの取材。
そして、残りの4割は、一般の皆さんから投稿してもらった動画。
これらを合わせて作った映画となっています。
映画『変身 Metamorphosis』は、明日、土曜日から28日までの2週間。期間限定で公開されます。
映画『変身 Metamorphosis』
日本で暮らす外国の方が感じる自分の国の文化と日本文化の違いを、アートを通して表現する展覧会です。
足立区の日の出町団地スタジオで、明日から開催されます。
イミグレーションとは、外国から入国するという意味。
足立区は東京23区で3番目に外国人人口の多い地域なんです。
展示に参加するのは、大学生、会社員、ダンサーといった一般市民と外国人の方々。
アーティストではないんです。
そんな方たちが「ルーチンワーク」「匂い」「空耳」というテーマで作品を発表します。
たとえば「匂い」では、「日本の匂い」についてリサーチを行いました。
ある外国の方が「宇多田ヒカルの音楽を聞くと『たたみ』の匂いを思い出す」と話したことから始まったこのリサーチ。
そこからどんな表現が生まれたのでしょう?
イミグレーション・ミュージアム東京 不思議な出会い展は、足立区の日の出町団地スタジオで明日から23日(日)までの開催です。
イミグレーション・ミュージアム東京 不思議な出会い展