今年もおよそ3万6,000人が参加する東京マラソン。
海外招待選手で強力なメンバーが来日。2012年ロンドン五輪銀メダル、ケニアのアベル・キルイ、去年の世界陸上銅メダルエチオピアのタデセ・トラ、東京マラソンで一昨年優勝、去年2位のケニアのマイケル・キピエゴなどがレースを引っ張ることになりそうです。そして国内招待選手では藤原新選手、佐藤悠基選手というロンドン五輪組と、マラソン初挑戦となるスピードランナー宮脇千博選手などが海外勢を相手にどんな走りを見せてくれるのでしょうか。
今朝未明、フィギュアスケート女子フリーが行われました。きのうのショートプログラムは74点台で並んだ3人のうち、ロシアの17歳ソトニコワが金、SPでトップだった韓国のキム・ヨナが銀、イタリアのコストナーが銅で、浅田真央選手は昨日の16位から気持ちを切り替え会心の演技で6位でした。ここで、番組韓国通信員のヤン・ジョンミさんに現地の様子を伺いたいと思います。
――今シーズンは実戦が少ないキム・ヨナ選手でしたが期待は大きかったのですか?
きのうのSPの段階で首位、でも意外と得点差がないので、ちょっと不安もあったのですが、完璧な演技を見せれば、結果として金メダルはついてくる、という思いが韓国全体の雰囲気で、やはり期待は大きかったです。
――銀メダルという結果を受けての今朝の雰囲気はどのようなものでしょう?
キム・ヨナ選手の故郷でテレビ実況を見ながら応援するというイベントがあって、そこに行ってきたのですが、ミスのない演技だったので、ソトニコワ選手に勝てるのでは、と盛りあがっていました。しかしやはり優勝したソトニコワにはホーム・アドバンテージがあったのかなぁ、と思っています。キム・ヨナ選手が韓国の後輩に引き継いで行くために出場した事に対して感謝の思いでいっぱいです。
――浅田真央選手に対する報道はどんな様子ですか?
彼女も完璧な演技をしたので、それに対してはとても感動していました。