今週、ピックアップするのは、ウェイン・ルーニー!
マンチェスター・ユナイテッド所属! イングランド代表!
ウェイン・ルーニー!
「今シーズン終了後に移籍するんじゃないか」という噂があったルーニーですが、先日、マンチェスター・ユナイテッドと契約更新。 2019年までの長期契約を結びました。
週給およそ5,000万円以上と言われています。 5,000万?!
そして、間違いなく、イングランド代表の中心として、今年はワールドカップに臨むであろうルーニー!
出身は、イングランドのリバプールです。
労働者階級の家庭で育ったルーニーは、地元のクラブ「エバートン」のアカデミーに入ります。
そして、2002年、プレミアリーグのアーセナル戦で初ゴール!
このゴール、17歳になる数日前のことで、当時のプレミアリーグ史上最年少ゴール記録となりました。 ちなみに、このときのエバートンの監督は、今、マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めるモイーズさんでした。
2004年、ルーニーは、エバートンから、マンチェスター・ユナイテッドに移籍。
ユナイテッドでのデビュー戦は、その年の9月、チャンピオンズリーグでのフェネルバフチェ戦。
なんと、いきなりハットトリックの大活躍でした!
その後は、マンチェスター・ユナイテッドの中心選手としてプレーしてきました。
ただ、これまでに、何度か 移籍の話はあったんです。
3年半前には、「マンチェスター・シティに行くのでは?」と言われましたし、ファーガソン監督時代の終盤にも、「監督と起用法をめぐって対立して移籍が濃厚」と報じられました。 さらに、モイーズ監督が就任するときにも、「ルーニーは移籍するのでは?」とされていました。
実は、モイーズ監督とルーニーとは裁判沙汰になったことがあって、ルーニーが自伝のなかで、モイーズ監督について書いたことが「それは違うだろ」とモイーズ監督から訴えられたんです。
「和解はした」ということなんですが、今シーズンのユナイテッドの調子の悪さを見ると、なんか、しこりが残ってるんじゃないかなと思ってしまいますが……どうなんでしょう?
そして、今年はいよいよワールドカップイヤーです!
ルーニーはこれまで、2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会と2度のワールドカップを経験していますが、いずれも活躍できませんでした。 ワールドカップでは、まだノーゴール。
ルーニー自身もこのことについてインタビューで語っています。
「自分の力を世界に見せたいと思っている。 その決意は固いよ。
イングランドを成功に導くために全力を尽くす。」
でも、イングランド代表の入ったグループは強烈です。
イタリア、ウルグアイ、イングランド、コスタリカ。
特に、イタリア、ウルグアイ。
この2チームを上回らなければベスト16に進めません。
ウェイン・ルーニー、28歳。
リバプールの裏通りでボールを蹴っていた少年が、ブラジルの空のもと、世界にその素晴らしいプレーを見せることができるのか?
世界のサッカーファンが、イングランドの10番に注目しています。
日本人としては、やはり、ユナイテッドで香川からルーニー、ルーニーから香川!というパス交換を見たいところですよね。
香川選手、出場機会に恵まれずに厳しい日々が続いているわけですが、モイーズさん、ぜひ、香川とルーニー。 一緒に使ってほしい!