2014/3/14 フェルナンド・トーレスの言葉

今週、ピックアップするのは、フェルナンド・トーレス!
イングランド、プレミアリーグのチェルシー所属!
最新のスペイン代表メンバーからは外れていますが、スペイン代表としてワールドカップに出場する可能性は十分にあるフェルナンド・トーレス!
ちなみに、スペイン代表からは、マタと、ダビド・ビジャなども外れていますから、どんだけ層が厚いんだ?!という気もしますが……

さあ、トーレスのこれまで、ざっと振り返りますと、生まれたのは、スペイン南部、マドリード州のフエンラブラダという街です。

サッカーを好きになったのは、お兄さんの影響なんだそうです。
地元のクラブでゴールキーパーをやっていたお兄さんの練習相手として、よくシュート練習をやっていたそうで、これをきっかけにサッカーに目覚めます。

そして、おじいさんが好きだったというアトレチコ・マドリードの練習に参加。
そこでめきめき成長して、17歳でトップチーム・デビュー。
2年後には、早くも、チームのキャプテン。
リーグ戦で19ゴールをあげる活躍。スペイン代表にも選ばれました。

2007年、イングランドの名門、リバプールに移籍。
いきなり、リーグ戦で、24得点! 
これは、得点王に輝いたクリスティアーノ・ロナウドについで、2位でした。

チェルシーに移籍したのは、2011−2012シーズンの途中。
リバプールの赤から、チェルシーの青にユニフォームが変わりました。
ただ、チェルシーに移籍してからは、常に使われる、という感じでは なくなったこともあり、なかなか大活躍はできていません。

代表ではどうなのか、と言いますと、2006年のFIFAワールドカップ ドイツ大会では、3ゴールを挙げましたが、チームは、決勝トーナメントでフランスに負けて、ベスト16止まり。 2010年の南アフリカ大会では、チームは優勝したんですが、トーレスは大会前に怪我をしたこともあって、精彩をかきました。 決勝のオランダ戦では延長戦の途中で出てきましたが、すぐにまた怪我で退場。

というわけで、ワールドカップではいい成績をおさめられていません。
ブラジル大会は何としても輝きたいところなんですが、スペインも たくさん選手がいるので、まずは「選ばれるかどうか」というハードルが存在します。
モウリーニョ監督のチェルシーでどこまで復活できるか、というあたりが鍵になりそうです。

さあ、そんなトーレスなんですが、彼を支えているのは、家族です。
かつて、こんなことを語っています。

家族の支えは何より大切だ。

特に少年時代、家から遠くにあるアトレチコ・マドリードの練習場に通っていた頃、仕事や勉強を犠牲にして、僕をサポートしてくれたんだ。

そして、母親の優しさについてはこう答えています。

母はいつも、こんな声をかけてくれた。

「私たちのためにサッカーをやる必要はない。
アトレチコでプレーするのが嫌になったら、いつでも帰ってきなさい。
近所のクラブでやれば いいじゃない」

世界的なストライカーなのに、表情に優しさが残るフェルナンド・トーレス。
その理由は、子どもの頃から、あたたかな家族に支えられてきたからなのかもしれません。


ちなみに、トーレスは、3月20日生まれ。
来週、30歳になります。


「ヒルズ DE アカリトライブ vol.3 」
日時: 2014年 3月20日(木 )open 18:00 / start 19:00
場所:六本木ヒルズ ヒルサイド2F「ヒルズカフェ/スペース」
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