ソチ冬季パラリンピックできのう、アルペンスキー男子回転、座って滑るシッティング(座位)競技で鈴木猛史選手が優勝しました。3回目のパラリンピックで初優勝。これで日本勢の金メダルはアルペン男子座位で滑降とスーパー大回転2種目を制した狩野亮選手の二つを合わせて3つめ。海外最多だった前回バンクーバー大会に並びました。
アーチェリーのアジア・グランプリはきのう、バンコクで行われました。リカーヴ団体の日本は昨年優勝した女子、昨年準優勝だった男子ともに3位に終わりました。優勝は男子がインド、女子がロシアでした。個人種目は今日予選が行われ、明日が決勝です。
陸上男子長距離のトップ選手が宮崎県延岡市で行っている合宿が、報道陣に公開されました。実業団や大学のおよそ30選手が参加し、昨日は2組に分かれてトラックを走り込むトレーニング。アジア大会でのマラソン代表に決まっている松村康平選手は「いいところを吸収したい。スピードのある選手についていって鍛えられたらいい」と前向きなコメント。 窪田忍選手はスピードある走りで集団を引っ張り「意識の高い選手ばかり。合宿が終わっても練習の雰囲気を忘れずにやっていければいい」とコメント。
日本体育協会はきのう都内で国体委員会を開き、2020年東京五輪に向け、選手の育成と強化につなげるため、オリンピック種目のうち国体で実施していないレスリング女子、重量挙げ女子、ラグビー女子、トランポリンなどを段階的に導入することを決めました。
今年の秋の長崎国体から、各都道府県の得点にならないイベント事業として一部をスタートし、16年の岩手国体から正式採用を目指します。国体は改革の一環として参加人員の削減を進めて、きましたが、今回の措置で選手と監督数は増えることになりそうです。泉正文国体委員長は、「今までの流れとは変わるが、やらざるをえない」と説明しました。