台湾で、先月、3月18日、中国との間のサービス貿易協定に反対する台湾の学生たちが国会にあたる立法院に立てこもるという出来事がありました。さらに、学生たちの呼びかけで台北では、およそ50万人が現政権に抗議する大規模集会が行われました。
4月11日には学生たちは、立法院から撤収し、事態は収まりをみせたわけですが、日本のマスメディアはあまり報じていないこともあって、事態の正確な情報がなかなか得られなかったんです。
一部のソーシャルメディアでは、議論も出ていたようですが、日本と緊密な関係をもっている台湾。
なのに、なぜ日本の大手メディアはあまり報じなかったのでしょう?
台湾在住のジャーナリストで、この番組の通信員としてもご活動いただいている片倉佳史さんに伺いました。