2014/05/30 セカンドハーベスト・ジャパン

まだ食べられるにも関わらず、さまざまな理由で捨てられてしまう運命にある食品を、食品企業をはじめとした企業や農家、個人の方から受け取り、食に困っている人や施設にお届けする「フードバンク」活動をおこなっているNPO団体。3.11後は震災支援活動も続けています。
「Food For All People (すべての人に、食べ物を。)」
「もったいないを、ありがとうへ。」がキャッチコピー。

日本には、まだ食べられるけれど捨てられてしまう「食品ロス」が、一年間に500〜800万トン発生しています。日本の年間のコメ収穫量は850万トンなので、日本人の主食の生産量に匹敵する膨大な量といえます。また、世界の食料援助量をも上回っています。

日本の相対的貧困率は16.0%。これは、日本人の平均年収の半分以下で暮らしている人の割合です。月に10万円未満で暮らしている計算になり、人数にして約2,000万人、日本人の6人に1人が貧困線以下で暮らしています。
その中でも、ひとり親世帯・高齢者・在日外国人(難民など)・ホームレスの方々が特に緊急性が高いとみており、こうした個人の方々や、福祉施設(児童養護施設・母子支援施設・生活困窮者支援施設など)に食べ物を提供しています。

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