大型連休も後半にさしかかり、きのうから気温が上がってきてアウトドアに繰り出す方も多いと思います。最近は女性の間でファッショナブルな「山ガール」とよばれる方々が増えていますよね。
そんな山ガール事情、世界ではどうなのでしょう?
今朝も2カ国をコネクト。
カナダ、バンクーバー。窪田誠さん
「言葉こそありませんが、最近増えています」
20年前のカナダでは山に行く人達の装備はいわゆるアースカラーの地味な服に、重装備のバックパック、分厚い革のトレッキングシューズがほとんどでした。
しかしここ10年の間に服素材、靴素材、バックパックの素材などが格段に進化して、カラフルな発色、特にピンクがバンクーバーのアウトドアショップのどこに行っても手に入る様になりました。
そんな中でも20代30代の女性を見る事が多くなりました。それも意外と軽装です。靴や服などの素材や高機能のおかげで、以前より若い女性が山に行くようになったのだと思います。
バンクーバー周辺では山で楽しみかたも変わってきて、エクサザイズの要素が増えています。
中でもグラウスグラインドはノースバンクーバーにある標高1,100m程の山でゴンドラがかかっています。
このゴンドラを上りでは使わず下りで使います。
つまり上りは山を走ってタイムを計ります。みんなランニング並みの軽装でボトル水を片手に持ち走ります。特に女性はヨガウエアを使ったり、様々なおしゃれな機能性ウエアを身にまといオシャレに山を走って行きます。
台湾、台北。片倉佳史さん
「日本ほど盛りあがっていません」
台湾の人々はかなりのハイキング好き。
台北は盆地なので、周囲は山に囲まれていて、山歩きコースも豊富に整備されています。
特に中高年世代は毎朝のように山歩きを楽しんでいることも少なくありません。これは健康促進に熱心なためで、仲良くなると「山歩きしない?」と誘われることもあります。
台北市内中心部から路線バスに乗って30分。早朝6時頃の郊外行きのバスが混雑していて驚きます(ほとんどがハイカーたち)。早朝山歩きを楽しんで朝ご飯を仲間達と食べ、市内に戻って仕事に向かうということも少なくありません。
また台北周辺には温泉も多いので、中にはハイキングを楽しんだ後、温泉に浸かってから市内へ戻るという贅沢を楽しむ人もいます。
でも、若い女性はあまり見かけないです。