ウディ・アレン監督。
ケイト・ブランシェットがアカデミー賞で、主演女優賞を獲得した作品です。
主人公は、ケイト・ブランシェット演じるジャスミンです。
ジャスミンは、ニューヨークの社交界の花。アレック・ボールドウィンが演じる資産家の夫と優雅な暮らしをしていました。しかし、実は、夫は詐欺行為によって巨額のマネーを手にしていたのです。それが発覚し、逮捕。あらゆる資産を没収されます。ジャスミンは、妹ジンジャーのいるサンフランシスコへ転がり込みます。そのジンジャーは苦しい生活を送っています。なぜか?ジャスミンの夫に資産を預けてしまったから。
そんな状況でもセレブ気分満々で、見栄を張り続けるジャスミン。そして、そこにエリート外交官の男性が現れます。ジャスミンは「私の仕事はインテリア・デザイナー。夫は外科医だったけど、病気で亡くなった」と嘘をつきます。はたして、ジャスミンは、どうなっていくのか??
「ニューヨークでのイケイケの生活」と、
「資産を失い転落していく人生」を行ったり来たりしながら描くこの作品。
ウディ・アレンがひとりの女性を通して、おかしくも哀しい人間の本質に迫っていきます。
そして、その女性を演じ切ったケイト・ブランシェット。さすが、主演女優賞の演技です。
映画『ブルージャスミン』は、明日、5月10日から公開。
映画『ブルージャスミン』
読書イベント『宮沢章夫と読む』。
劇作家、演出家、小説家の宮沢章夫さんと共に、本を読むイベントです。
2014年5月14日(水)、千代田区立日比谷図書館4階で開催。
このイベントは、さまざまなテキストに注釈をつけて、読書の寄り道を楽しむことを提案している「annotation」というウェブサイトが企画するイベント。 Annotation とは、注釈。
宮沢章夫さんを迎えてのイベントでは、宮沢さんがゆっくり本を読みながら、本には書かれていない、彼独自の注釈をつけていきます。さあ、宮沢さん、どんな本を選ばれるのでしょう?
ともすると多読、速読が評価される今の世の中。
でも、じっくり読まないと見えてこない解釈もあるんですよね。
読書イベント『宮沢章夫と読む』は千代田区立日比谷図書館で、2014年5月14日(水)、午後7時30分スタート。
入場チケットは、お1人1,500円です。
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