今日は「アイスクリームの日」。連休明けのこの時期は初夏の陽射しでアイスクリームのシーズン・インにふさわしいですよね。さてそのアイスクリームの消費量、あの国ではどうなのでしょう?
今朝も2カ国をコネクト。
ニュージーランド、クライストチャーチ。晝間尚子さん
「ある調査では国民1人当たりの消費量が世界一。よく食べます」
ニュージーランドでは、各家庭で、2リットル入りの箱に入ったアイスクリームが常備されていて、食後に出てきます。
味の種類も豊富で、基本的には日本と似た感じのフレイバーが多いです。
デイリーと呼ばれているコンビニのようなお店でもアイスを売っているんですが、「今日は暑いね〜」っていうと、1スクープだけしか頼んでいないのに、2、3スクープ乗せてくれることもあります。
アイスクリームのフレイバーで代表的なのが「ホーキーポーキー」です。
バニラアイスにキャラメルの粒が入っています。キャラメルっていうと甘そうですが、意外とバニラと一緒に食べるとあっさりしています。グミがごろごろ入ったものや、着色料が凄そうなレインボーカラーのものもあります。
毎週各地で開催されているマーケットでは「フレッシュ・フルーツ・アイスクリーム」というのを売っていて、見た目はソフトクリームなのですが、凍ったフルーツとアイスを混ぜて作っているもの。美味しいんですよ。
ヘルシー志向の方にはフレッシュ・フルーツ・フローズンヨーグルトもあって、甘さ控えめで美味しいです。
タイ、バンコク。山崎幸恵さん
「一年中暑いので、やはりよく食べます」
スーパーマーケットのアイスクリームコーナーも日本に比べて2倍くらいあるし、路上のアイス売りも頻繁に通っていて、よく売れています。
昔からある伝統的なアイスクリームはココナッツ味で、トッピングに食パンやコーン、小豆などをかけるのが一般的です。
アイスクリーム専門店もたくさんあるのですが、世界中にネットワークを持つ Swensen's というアイスクリーム店が最大で、タイ国内に数多くの支店があり、ここが期間限定の新商品を頻繁に出しているんです。
特に注目を集めたのが、「寿司アイス」。
その名の通り、お寿司の形をしているんです。シャリ型のバニラアイスの上に、ゼリーで作ったトロやサーモン、玉子が乗っていたり、チョコレートで作った軍艦巻の中に、イクラのような粒ゼリーが乗っていたり、見た目の楽しさで話題を呼んでいました。
アイスクリームを使ったアート活動をしているグループもあります。「ICEDIA」というショップも持っていて、BTS国立競技場駅に直結の「バンコク アート&カルチャーセンター」という現代美術館に入っています。アイスで作ったトンカツ定食やハンバーグなど、面白アイスが人気ですね。アメリカンステーキなんて、焼き加減を聞かれて、「ミディアム」を頼んだら、ちゃんと中身がストロベリーとチョコレートで赤みの部分を作ってあって芸が細かいんですよ。
現在、イチオシなのが、「ワールドカップ・ブラウニー」。
ブラウニーの上に錦糸卵のようなお菓子を緑に染めてフィールドを再現し、アイスに五角形のチョコをバランスよくちりばめてボールにしています。(もともと、フットボールブラウニーという名前だったのに名前を変更)ボールのデザインがかなり旧式なのが惜しい気がしますが、ワールドカップ開幕間近のワクワク感からか、よく売れているそうです。