日本時間今朝未明のアスレチックス戦に先発、ニューヨークヤンキースの田中将大投手は6回104球を投げて5安打1失点4奪三振で今シーズン9勝目。初回にソロホームランを浴びたものの、その後丁寧に低めを突いて追加点を許さず、チームの連敗を4で止めました。防御率はアメリカン・リーグ・トップの2.02と1点台が目前です。次回の登板は日本時間11日早朝に行われるシアトルでのマリナーズ戦が濃厚。この試合では岩隈久志投手も先発見込みで、かつてのチームメイトによる投手戦が実現するでしょうか。
テニスの全仏オープン第12日はきのう、パリのローランギャロスで行われました。女子シングルス準決勝でマリア・シャラポワがカナダのウージニー・ブシャールに逆転勝ちし、3年連続の決勝進出を果たしました。
また車いすの部ではシングルスの準決勝で、男子は国枝慎吾選手が、女子もシングルス準決勝で上地結衣選手が決勝進出です。上地選手は、ダブルスでも決勝進出です。
オランダのハーグで先週開幕したFIH(国際ホッケー連盟)のワールド・カップ。男女とも各大陸予選の優勝国およびワールドリーグ前回大会の上位全12カ国が出場。女子日本代表「さくらジャパン」は4大会連続で7度目の出場となります。2グループ・6カ国ずつによるグループリーグの結果で、全体の上位4カ国による決勝トーナメントが行われます。現在日本女子は3戦して2敗、1引き分け。これから対戦するベルギーとニュージーランドも3敗と2敗なので、ひとつでも順位を上げたいところです。
9月に行われる陸上の仁川アジア大会代表選考会を兼ねた、日本選手権が福島市の「とうほう・みんなのスタジアム」で今日から開幕します。
まず注目は、男子100メートルで日本人初の9秒台が期待される桐生祥秀選手で、明日が予選、日曜日に準決勝、決勝の予定です。日刊スポーツでは、来月5日に行われる、ダイヤモンド・リーグ・パリ大会に出場することを検討していると報じられました。桐生選手の念願である9秒58の世界記録を持つウサイン・ボルトと対決の可能性を見据えて、ここでは9秒台を目標ではなく、通過点としておきたいところ。
女子100メートルでは福島千里選手の5連覇がなるかが見どころです。
また男子ハンマー投げは、室伏広治選手の前人未到の20連覇がかかっています。