そろそろお中元や暑中見舞いのシーズンですね。
あなたはもう送りましたか?それとももう届いたでしょうか。
そんな世界のお中元事情、あの都市ではどうなのでしょう?
今朝も2カ国をコネクト。
イタリア、ローマ。村本幸枝さん
「ありません」
企業や個人が、クリスマス前にお得意さんや、お世話になった方々へ贈るクリスマスプレゼントの習慣はありますが (お歳暮に近い)、夏にはプレゼントの習慣はありませんね。
ただ、人によって、バカンスシーズンに入る前の6月頃、「Have A Nice Holiday」のホームパーティを開催する人も。
お金のある経済的に裕福な方々の一部の習慣ですが。
イタリアはカトリックの国なので、宗教祝日に関連するものが多いです。
クリスマスプレゼントやクリスマスカード、電話によるクリスマス前や復活祭前の挨拶などです。
人から頂いたプレゼントですが、相手がけっこう親しい人なら、気に入らなければ他のものと交換しても失礼にはなりません。レシート渡すから気に入らなかったら交換してね、と言われることもあります。
インドネシア、ジャカルタ。雑賀こうじさん
「ありません」
多民族国家のインドネシアでは、全国民がイスラム教、キリスト教、仏教、ヒンズー教などの特定の宗教を必ず信仰しています。そのため、贈り物の習慣などもそれぞれの宗教によって違います。
なので全国民が一斉に贈り物をするお中元のような習慣はありません。
また「それぞれの宗教での節目の時期には、家族にプレゼントする」というのが一般的です。
インドネシアは誕生日をとても大事にします。
日本では誕生日を迎えた人が、友達からプレゼントを受け取ったり、食事をご馳走してもらったりしますが、インドネシアでは、正反対です。
誕生日を迎えた人が友人を招待しご馳走するのです。
私の会社でも、誕生日を迎えた人はその日に職場のメンバー全員にお菓子を配る習慣があり、結構な支出になっています。