男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権はきのう、ロイヤルリバプールGCで開幕しました。去年の初出場で6位だった松山英樹選手は、小田孔明選手、塚田好宣選手、今回が復帰戦のタイガー・ウッズとともに3アンダー69の10位タイと上々のスタートです。日本勢は8人が出場。5度目の出場となる石川遼選手は2オーバー84位タイでした。トップは6アンダーのローリー・マキロイです。
22日からアメリカのオレゴン州ユージンで行われる陸上の世界ジュニア選手権に参加するため、日本選手団がきのう成田空港を出発。右足の痛みからの復帰戦となる男子短距離の桐生祥秀選手は「1,2週間前にスパイクを履いたわりには調子がいい。スピードも上がってきた」とコメントです。6月上旬の日本選手権の後に炎症が見つかり、プールでの調整で、回復に努めてきました。今回は100メートルと400メートルリレーに出場します。
2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして建て替えが予定されている国立競技場の解体工事の再入札で、事業主体となるJSC(日本スポーツ振興センター)は、結果を保留としました。5月の入札は上限の予定価格を超えたため落札業者が決まらず、今回は予定価格より低い金額が提示されたものの、最も低い入札価格が、工事の質や下請けへのしわ寄せなどが懸念される「特別重点調査基準価格」を下回ったものです。適正な工事を実施できるか、およそ2週間の調査が必要となり、今月中に予定していた解体工事の着手は不可能となりました。不適切と判断した場合にはその入札価格では契約できません。
バスケットボール男子の国内リーグは、2005年にローカルのプロチームで作るbjリーグが新しくスタートし、企業チームとプロチームで構成されたNBLと別々のリーグになっている「分裂状態」が続いています。これに対し国際バスケットボール連盟は、この分裂状態がことし10月までに改善されなければ、日本代表を国際大会への出場停止処分にすると勧告しています。
これを受けて日本バスケットボール協会とNBL、bjリーグは、2016年をめどに2つのリーグを統一した組織作りを目指すことで合意したと発表しました。きのうの記者会見で日本バスケットボール協会の深津会長は「東京オリンピックに向けて日本代表を強化するため、1つのプロリーグに統一することを決断した」とコメントしました。新設された組織委員会では統一までに、企業チームのあり方や選手のプロ契約条件などについて検討することになります。