9月8日、日本は「中秋の名月」で、翌日が「スーパームーン」。
雲の合間にお月見を楽しんだ方もおられると思います。
さて「月へのイメージ」、あの国ではどうなのでしょうか?
今朝も2カ国をコネクトし。
イタリア、フィレンツエ。小泉真樹さん
「日本のような風習はありません」
特に取り上げられる事はありません。
イタリアで月に映っているのは「かぼちゃを食べる男」という話が、日本人の間では通っています。
その話は月はカボチャで、神様の怒りにふれた男が住んでいるそうです。その男はカボチャを食べなくてはいけないという罰を科せられていて、一所懸命食べるので月は欠けていきますが、食べ終わると神様は月を大きくしてしまい、繰り返し食べ続けなくてはいけないといういわれがあるそう。
ただ、イタリア人達に聞いてみても、かぼちゃの男の話は知らないそう。
ドバイ。金子家暢さん
「日本のような風習はありません」
砂漠に住む人々にとって、灼熱の太陽は地獄と同じように忌み嫌うので「月」はそうした人々にとって、安らぎを意味する、偉大で愛すべき存在。
そもそも太陰暦、つまり月の満ち欠けの周期を1カ月とする暦を使います。今年は6月末から断食月のラマダンでしたがこれはヒジュラ暦9番目の月。毎年時期は少しずつズレていきますが、新月の出現の確認をして始まります。
女性の名前には月を美しさを意味するものがあり、恋人に対して使うフレーズにも月を使った言い回しがあります。
例えばナンパする時、欧米のように「太陽みたいに美しい」とは言いません。
また、ドバイには三日月の形をしたタワーが建設予定です。