2014/9/12 世界の「月」事情

9月8日、日本は「中秋の名月」で、翌日が「スーパームーン」。
雲の合間にお月見を楽しんだ方もおられると思います。
さて「月へのイメージ」、あの国ではどうなのでしょうか?
今朝も2カ国をコネクトし。


お月見をしますか?

イタリア、フィレンツエ。小泉真樹さん
「日本のような風習はありません」

ニュースなどではどうでしょう?

特に取り上げられる事はありません。

イタリアでは月に何がいますか?

イタリアで月に映っているのは「かぼちゃを食べる男」​という話が、日本人の間では通っています。

その話は月はカボチャで、神様の怒りにふれた男が​住んでいるそうです。その男はカボチャを食べなくてはいけない​という罰を科せられていて、一所懸命食べるので​月は欠けていきますが、食べ終わると神様は月を大きくしてしまい、​繰り返し食べ続けなくてはいけないといういわれがあるそう。

ただ、イタリア人達に聞いてみても、かぼちゃの男の話は知らないそう。

お月見をしますか?

ドバイ。金子家暢さん
「日本のような風習はありません」

月はどんなイメージですか?

砂漠に住む人々にとって、灼熱の太陽は地獄と同じように忌み嫌うので​「月」はそうした人々にとって、安らぎを意味する、偉大で愛すべき存在。​

そもそも太陰暦、つまり月の満ち欠けの周期を1カ月とする暦を使います。​今年は6月末から断食月のラマダンでしたがこれはヒジュラ暦9番目の月。​毎年時期は少しずつズレていきますが、新月の出現の確認をして始まります。

どのような存在でしょうか?

女性の名前には月を美しさを意味するものがあり、恋人に対して使うフレーズにも月を使った言い回しがあります。
例えばナンパする時、​欧米のように「太陽みたいに美しい」とは言いません。

​また、ドバイには三日月の形をしたタワーが建設予定です。