2014/10/3 イタリアアックイ・テルメ

イタリア北西のピエモンテ州、アックイ・テルメ。
町の広場の真ん中で、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。簡単な朝ご飯にしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

首都ミラノからおよそ100キロメートル南にあってローマ時代から温泉保養地として栄えたアックイ・テルメ。街の中心には源泉が湧き出る広場の「ピアッツァ・デッラ・ボッレンテ」があります。

近くにはスパが付属する立派なホテルもありますが、昔ながらの宿泊施設も多く、まさに「湯治場」の雰囲気。イタリア中から「温泉療法」の処方箋を持った人が集まります。

一日に何度か温泉に出入りするプログラムをこなし、それ以外は気ままにのんびりする、というのがここでの過ごし方。まるで縁日のような、屋台がならぶマーケットは、時間をもてあました人々で、にぎわいを見せています。

イタリアだけでなく、世界中でも有名なワイナリーが近くに点在する小さな街のアックイ・テルメ。
いよいよ実りの秋を実感できる時がやってきました。

トリュフやポルチーニなどのきのこ類をはじめとして、すぐ近くでとれる農産物が豊富に存在します。

その中でも「栗」は、パンやお菓子はもちろん、スープやパスタなどにも使うオールマイティーな食材。
もっともポピュラーな食べ方は「焼き栗」で、寒くなってくると、イタリア中に屋台が出始めます。

朝はパンとコーヒーがメインの軽い食事で始まるイタリア。ふわふわのデニッシユ生地に「栗」のつぶを練り込んだパンや「栗」の香りがただようジャムをたっぷりとたらした甘いラスクを、濃いコーヒーと一緒にいただきましょう。そしてコーヒーにはたっぷりのミルクと砂糖をまぜてどうぞ。

東京メトロ・明治神宮前駅、7番出口からすぐのところにある「MIZUcafe プロデュースド・バイ・クリンスイ」。こだわりのお水で作るお料理とドリンクが楽しめます。

今、ここでは「MIZUcafeオリジナル」、むき栗をクリンスイのゼリーでまとめ、しっとりとしたムースと2層に仕上げた「マロンムースとぷるぷるゼリー寄せ」をいただくことができます。
MIZUcafe

2014/10/3 イタリア アックイ・テルメ