アジア大会の日本勢は、7種目で金メダルを獲得しました。ソフトボールが決勝で台湾に6–0と快勝し4連覇を達成。陸上では1,600メートルリレーで男子が4大会ぶりに優勝。ラグビー7人制男子決勝でも香港を相手に24–12で勝ち3連覇を果たしました。カヌーのスラローム男子では、カナディアンシングルで選手、カヤックシングルで選手が優勝。また空手の男子67キロ級でも選手が優勝しました。
アマチュアボクシング女子ミドル級で2016年リオデジャネイロ五輪を目指すお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代選手が11月に韓国で行われる女子世界選手権の日本代表に内定したと、関係者の話で明らかになりました。山崎選手にとってはロンドン五輪出場枠を逃した2012年の世界選手権以来の国際大会ですが、昨年12月の強化試合以来、実戦から遠ざかっています。国内の女子ミドル級は選手層が薄いこともあり、今回の代表入りとなりました。
男子テニスの楽天ジャパンオープン4日めはきのう、有明テニスの森公園で行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング7位の錦織圭選手が、57位のドナルド・ヤングを6–4、7–6で破りました。右のお尻の部分に痛みが出たため、男子ダブルス2回戦は棄権してシングルスに集中です。今日の準々決勝はランキング34位のジェレミー・シャルディーとの対戦となります。
2022年の冬期オリンピックとパラリンピックに立候補していたノルウェーのオスロが招致から撤退することになり、最終的にカザフスタンのアルマトイ、そして中国の北京、その2都市が候補として残りました。理由は、インフラ整備費なども含めた510億ドル(およそ5兆5千億円)に達したソチ五輪でのコスト。せっかく造った施設が「負の遺産」になる可能性があり、ノルウェー政府が財務保証を承認しなかったことです。
IOC(国際オリンピック委員会)は「オスロ市と、冬のスポーツの熱狂的なファンとして知られるノルウェーの人にとって、大きな機会を失うことは残念だ」とコメントしています。
当初はポーランドのクラクフ、ウクライナのリビウも立候補を表明していましたが、国内情勢が不安定なうえ、住民の支持が得られず、すでに立候補を断念しています。開催都市は来年7月にマレーシアで開かれるIOC総会で決まる予定ですが、AP通信では長野大会までさかのぼった過去5大会の開催費用総額を列挙し、その功罪について検証しています。