地球温暖化を食い止めるための環境技術や政策を議論する国際会議が8日、都内のホテルで開催されました。この会議では、50を超える国や地域からの参加者が 「温暖化対策の技術」で素晴らしいと思うものを投票。「ベスト10」を決定しました。1位は、地域ぐるみで電力消費を賢く管理する「スマートグリッド」の取り組み。2位は、日本の電機メーカーによる「太陽電池」。3位も日本の「海に浮かぶ風車で発電する仕組み」が選ばれました。
「イギリス、ロンドンのテムズ川に自転車レーンを作ろう」という提案を建築家、デビッド・ニクソンさん、そしてアーティストのアンナ・ヒルさんが行っています。この提案では、自転車レーンは テムズ川に浮かぶデザインでそのレーンには、一定の間隔で スタンドが立っています。このスタンド、屋根にはソーラーパネル。そして、小型の風力発電用のタービン。さらに、川の流れを発電に利用する仕組みも 搭載しています。実現すれば、テムズ川に浮かぶ全長12キロの自転車レーンが誕生することになります。
ロンドンの「赤い電話ボックス」が、ソーラーパネルを搭載した携帯充電ステーションに生まれ変わりました。携帯電話の普及によって使われなくなった電話ボックスに新しい価値を持たせる、この「ソーラーボックス・プロジェクト」。先日、ロンドン中心部のトットナム・コートロードで、最初のソーラーボックスが公開されました。残りの5カ所は、来年オープン予定。
赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんがノーベル物理学賞を受賞した、青色の発光ダイオード(LED)。
世界の街灯に使用されているLED電球の数は、現在、1,320万個と推計されています。
ご家庭でも取り替えの際は LED にしてみては?