2014/10/17

田臥勇太選手に次ぐ日本人二人目NBAプレーヤー誕生へ

アメリカ・プロバスケットボールNBAのマーベリックスは、キャンプに招待した日本代表ガードの富樫勇樹選手との契約を日本時間の昨日発表しました。身長167センチの富樫選手は高校時代にアメリカでプレー経験があり、昨シーズンはbjリーグの秋田に所属、チームの準優勝に貢献しました。練習を見学し「すごく迫力があった。学べることが多いのでたくさん吸収したい」とコメント。契約締結によりビザ取得手続きをすると同時に、本格的な練習をスタートさせ、来月にも下部リーグでプレーすることになりそうです。

8連勝でワールドシリーズ進出のMLBロイヤルズ

アメリカ大リーグ、アメリカンリーグのリーグ・チャンピオンシップ・シリーズは、青木宣親選手が所属するロイヤルズがオリオールズに4連勝し、1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ進出を決めました。ポストシーズンでは8戦全勝。その内訳は延長戦4勝、1点差のゲームも4勝と接戦を制する粘り強さです。9月から2番に固定され、長打こそないものの、出塁を意識している青木選手は、今シーズンで契約が切れる予定。ワールドシリーズでも、勝負どころで活躍する事が求められます。

バドミントン日本でも八百長問題で調査へ

6月に行われたバドミントンの国際大会スーパーシリーズで、デンマーク選手が八百長を持ちかけられたという問題で、日本バドミントン協会が日本代表選手に同じような誘いがなかったかどうかの聞き取り調査を実施し、注意喚起の通達を出す方針を決めたことがわかりました。ロイター通信がデンマーク放送協会の報道として伝えたところによると、東京で開かれた試合の前にデンマークの2選手がマレーシア人の男から1試合につき3,000ユーロ(およそ40万円)の報酬をSNSサイトで提示されたものの、これを拒否したということです。

ラグビーワールドカップ

2019年の日本開催が決定しているラグビーワールドカップ(W杯)。アジア初となるラグビーの国際大会は全48試合を全国で10〜12か所の会場で行うことが予定されています。今月14日に自治体からの開催希望申請書の受付がはじまり、月末で締め切り。東京をはじめとして、岩手県の釜石市、札幌市などの名前があがっています。

しかし読売新聞による関係者への取材で、大会運営費が当初の計画から60億円増え、総額がおよそ300億円に膨らむとのことです。ラグビーW杯は、協賛金や放送権料は統括団体のIRB(国際ラグビーボード)に入り大会の組織委員会の収入は入場料がメインとなります。しかし収支計画による全48試合の総入場者数を200万人とすると、チケットの値段は1万5,000円。しかも1試合平均、4万2,000人の観客が入らなければなりません。

釜石市のスタジアム計画では、収容人数が仮設の客席を含めても1万5,000人程度。招致段階での見通しの甘さが指摘されています。寄付金など経済界からの支援も必要という意見もありますが、何よりも支出削減と収入計画の抜本的な見直しは必至で、このままだと開催自体が危ぶまれるのでは、という懸念もあります。