2014/10/31 大宮エリー

今朝は、脚本家、映画監督、演出家など、数多くの肩書を持つ、大宮エリーさんの Play It Loud!

おはようございます、大宮エリーです。

私の Play It Loud、今リスナーのみなさんとシェアしたい曲は……ちょっと前の。かなり前の曲なんですけれども、Avril Lavigne の「Complicated」です。

この曲に出会ったのが、ちょうどリリースされた2002年。今から12年前なんですけれども、その頃わたしは会社務めしていて、まぁ、なんか「このままでいいのかな」ってすごく悩んでた時だったんですね。

それで、「朝出社する前に、この曲をガンガンかけて熱いシャワーをガッーとかけて行ってた」という思い出の曲なんですけども、なので、そんなに良い思い出がないというか。

この曲、なんていうんですかね、こう……「突撃する曲」みたいなイメージだったんですが、最近、私も会社を30で辞めまして、今ちょうど8年経つんですけれども、毎朝8時から開くパンケーキ屋さんがあって、そこで濡れた髪を絞りながらねパンケーキ頼んでコーヒー飲んで、パソコン開くんですけれども、必ずそのパンケーキ屋さんでこの曲が流れるんですね。その時に、昔聞いてた感じと違う感覚に陥ったというか、すごく嫌な朝だったのが、時を経て、その自分に酔うっていうか、朝からこうやって自分のペースで仕事してる「超かっこいいじゃん!」みたいな、なんか酔えるんですよね。

本当に朝がすごく楽しくなって仕事がはかどる1曲なので、ぜひ、シェアしたいと思います。

大宮エリーさんがセレクトしたナンバーは、
Avril Lavigne「Complicated」。

さて、わたくし大宮エリーですけれども、(2014年)12月13日土曜日に、天王洲・銀河劇場で、「物語の生まれる場所」というセッションイベントを行います。

どんなセッションなのかというとですね、私がいろいろ作ってきた物語を読んで、その物語に音楽を付けてもらうんですけれども、ミュージシャンは、おおはた雄一さん、芳垣安洋さん、伊賀航さん、栗コーダーカルテット3/4のみなさん、なんですけれどもね。

ギターあり、ドラムあり、ベースあり、リコーダーありということで、けっこう真面目なこともやるんですけれども、割とふざけたこともやっていて、ちょっと耳で聞きながら、身につまされたり、笑ったりとか。

「色々、感情の起伏が激しくて疲れる」って言われるんですけどね、そうなんですよ。
「どっちかにしろ」って、「笑いなら笑い、泣きだったら泣き。どっちかにしろ」って言われるんですけど、泣きばっかだと恥ずかしいし、笑いばっかだと、何だったんだろう?ってなっちゃうじゃないですか。だからこう、笑わせといて、ちょっとしんみりさせて、次、笑わせて……っていう風にやるんで、ちょっと疲れちゃうイベントなんですけどね。

ぜひ、前日よく寝て、来ていただければと思います。

チケットの一般発売は11月8日(土)からです。12月13日、クリスマスシーズンでもありますが、予定のある人も、ない人も、みんなで寄ってたかってね、ほっこりさせますんで、ぜひ癒されに来てください。

以上、大宮エリーでした。