アメリカのオバマ大統領と、中国の習近平国家主席が北京で会談。
温室効果ガス削減の新たな目標で合意しました。
アメリカは、2025年までに、2005年に比べて26–28%減らすことを公表。中国は、CO2排出のピークを2030年頃までとし、国内の消費エネルギーに占める化石燃料以外の比率を20%とするという目標を掲げました。
温室効果ガスの削減については、EUが、先月すでに2030年までに排出量を1990年に比べ40%減らすという数値を発表済み。
日本はどんな目標を掲げるのか?各国は、来年3月末までに国連に提出することになっています。
サイクリングやトレッキング、カヌーを通じて 自然に親しむ旅のルート「ジャパン・エコトラック」を提唱する「ジャパン・エコトラック協議会」は、そのルートの第一号として、鳥取県西部の境港市、米子市から、国立公園である大山を結ぶ49.4キロを認定しました。今後、看板や標示・標識の整備、多言語対応のパンフレット作製に取り組みます。
イギリスの大手スーパーマーケットチェーン「セインズベリー」は、店舗から出た食品廃棄物からバイオガスを作り、そのエネルギーを再びお店で使うという取り組みを行っています。
一部の店舗では、通常の送電網からの電力は使わず、このバイオガスだけでエネルギーをまかなう計画もあるとのこと。
実は、こうした食品廃棄物からバイオガスを作る取り組み、以前、この番組でもご紹介したように、日本でも始まっています。しかし、そもそも食品廃棄物を出さない工夫が大切です。
食品廃棄物を少なくするためには、買いすぎないことがポイントですよね。
お買い物の前には、冷蔵庫をチェックしてからお出かけを。