2014/11/14 茨城県 袋田の滝

茨城県北部にある、袋田の滝。
今が盛りの燃えるような紅葉の中で、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。旬の名産品を食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は茨城県の袋田の滝です

高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇る袋田の滝。
大きな岩壁を四段にわたって水が流れ落ちるのが特徴です。

その昔、西行法師が訪れた時に「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛した、と言われます。

袋田の滝へのアクセスは、車でないと難しいため、特に首都圏からはドライブがてらに訪れる観光客が多いようです。今はまさに紅葉のピーク、暗くなると特別にライトアップが行われます。また真冬になると滝がすべて凍結することもあり、全く違う風景で、幻想的な雰囲気が楽しめます。

今が旬の食べ物は「そば」です

全国でも人気が高いそばのブランド「常陸秋そば」。
山あいで昼と夜の気温差が大きく、霧の立ちこめるような地形が特徴の茨城県北部は、味と香りのよいそば作りに適しているため、そばの栽培が盛んで、そうしたブランドづくりを進めてきました。

最も一般的な食べ方といえば「もりそば」ですが、この地方が発祥で、郷土食と言われるのは「けんちんそば」です。大根、にんじん、ごぼう、里芋、こんにゃく、豆腐などを炒め,ダシを加えて煮込んだ醤油ベースのすまし汁が「けんちん汁」。この具だくさんの汁を、茹でたての蕎麦にかけて、または汁にそばをくぐらせて、というのがポピュラーな食べ方です。

そば屋さんだけでなく家庭料理としても人気で、味噌仕立てにしたり、豚肉を入れたりするバリエーションもあります。寒さが本格化するこれからの季節、カラダを暖める効果は抜群。食物繊維が多く、健康的な食べ物としても注目されています。
熱々の汁で火傷しないようにして召し上がれ。

今は収穫を終えたばかりの「新そば」のシーズン、県内のあちこちでイベントが行われています。