男子テニスの年間成績上位8人によるATPツアー・ファイナルはロンドンの
O2アリーナで開催。今朝未明シングルス1次リーグB組最終戦が行われました。
錦織圭選手は対戦予定だったミロシュ・ラオニッチが太もものけがで棄権した
ため、補欠のダビド・フェレールと対戦。第1セットを4–6で落としたものの、
その後は6–4、6–1で逆転勝ちしました。もう1試合ではロジャー・フェデラーと
アンディ・マリーが対戦。ロジャー・フェデラーが6–0、6–1で勝ったため、
順位決定の規定でB組2位となった錦織選手の準決勝進出が決まりました。
バドミントンの中国オープンは昨日、中国の福州で各種目の2回戦が行われ、女子シングルスで17歳の山口茜選手が準々決勝に勝ち進みました。男子シングルスでは佐々木翔選手と桃田賢斗選手が準々決勝進出です。ダブルスは男子の遠藤大由、早川賢一組、女子の垣岩令佳、前田美順組が勝ち上がりました。
日本体操協会はきのうの常務理事会で、世界選手権の男子個人総合で5連覇を果たした内村航平選手を今年の最優秀選手と決定しました。内村選手は6年連続の受賞。また優秀選手には白井健三選手など、内村選手以外の世界選手権男子団体総合銀メダルメンバー5人と、仁川アジア大会で史上初の男子団体総合制覇を果たした代表6人を選出しました。
アメリカのバスケットボール・リーグのNBAでずっと問題になっている、年俸の上限を決めるサラリーキャップ制度。突出した選手がいるチームは罰金を払って、他のチームに分配するなどの条項があります。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は、7月から選手組合の事務局長になったミッシェル・ロバーツ氏と真っ向から対立しています。
ロバーツ選手組合事務局長はサラリーキャップの制度そのものが「信じられない程アメリカらしくない」として「私のDNAが受け付けない」と強烈な批判をしました。
これに対して、コミッショナーのシルバー氏は「全く同意できない」とコメント。
「サラリーキャップ制度はチームを救い、リーグの発展につながるので、結果的にNBAプレーヤーが、世界中のプロスポーツ選手の中で、最も報酬が高いということを可能にする」と発言しています。
選手組合のロバーツ事務局長は、選手たちから事務局長に選ばれた弁護士で、北米ではじめて選手組合のトップになった女性とのこと。2011年に現行制度についてはチームのオーナーサイドと選手で同意しましたが、2017年には双方のいずれも契約破棄を申し出ることができます。まだまだもつれる可能性は否定できません。