2014/11/21

男子フィギュア、町田選手が優勝宣言

フィギュアスケートのグランプリ・シリーズ第5戦フランス杯は現地時間の今日、フランスのボルドーで開幕します。昨日は公式練習が行われ、10月のスケートアメリカに続く優勝を狙う町田樹選手は、フリー演技で使うベートーベンの「交響曲第9番」をかけながら、リンクで最終調整をしました。ジャンプやステップを確認しつつ「自分の演技をすれば、それにふさわしい成績が必ずついてくる。しっかり優勝したい」と自信のコメントです。日本時間明日未明のショートプログラムに向けて氷の感触を確かめました。

フェデラーが今日の試合に出場へ

ATPツアー・ファイナルの決勝で腰のけがを理由に棄権した、スイスのロジャー・フェデラー。今週末の男子テニスの国別対抗戦デビスカップでの出場が危ぶまれていました。しかし主催者はきのう、フランスとのワールドグループ決勝に出場すると発表しました。今日21日から日曜日にフランスのリールでシングルス4、ダブルス1の合計5試合で争われます。四大大会では17回の最多優勝を誇るフェデラーは、デビスカップではまだ優勝していません。今日行われるシングルス第2戦で、ガエル・モンフィスと対戦します。

取材拒否でNFL選手に罰金10万ドル 

アメリカのプロフットボール、NFLは取材拒否を繰り返したシーホークスのラウンドバック、マーショーン・リンチに対して、リーグの規定に反したとして合計10万ドル(およそ1,180万円)の罰金支払いを命じました。メディア嫌いとして知られ、昨シーズンのNFL王者を決めるスーパーボウルの前にも、取材にまともに応じなかったマーショーン・リンチ。その時は5万ドルの罰金でしたが以後の態度改善を期待して“執行猶予”がついていました。しかしチーフスに敗れた16日の試合後、取材を拒否して2度分の罰金を払うことになりました。

日本がスーパーラグビーに新規参入

南半球にある、南アフリカ共和国(SA)、ニュージーランド(NZ)、オーストラリア(AR)、ラグビー強豪3カ国に拠点を置くチームが争う世界最高峰リーグが「スーパーラグビー」。その3カ国で組織される運営主体の“SANZAR”は、きのうロンドンで開いた理事会で、2016年からの日本の新規参入を承認しました。契約期間は20年までの5シーズンです。

「スーパーラグビー」の参加チーム数は現在15ですが、2016年には18に増えるため、南アフリカと、新加入国のアルゼンチンのチームが加わることになって、アジア諸国の残り1枠への入札をシンガポールと争っていました。

SANZARは地理的条件、プレー環境、国内でのラグビー人気、チームの運営資金の規模などを見比べて判定。日本は高校や大学ラグビーなどで人気があり、日本代表チームはエディー・ジョーンズ、ヘッドコーチ二変わったテストマッチでは、競技レベルも上げてきました。また「スーパーラグビー」ではニュージーランドのハイランダーズに田中史朗選手が、オーストラリアのレベルズに堀江翔太選手がそれぞれ加入。2019年にラグビー・ワールドカップを開催することもあり認知度も高まっています。

再来年から日本代表チームの戦いが、秩父宮ラグビー場や、シンガポールがホーム扱いで行われる予定で、これからは運営資金や、日程調整が課題になりそうです。