2014/11/28 世界のナンバー・プレート事情

今月17日。新しいご当地ナンバーの交付がスタートしました。
東京都では「杉並」「世田谷」、そして首都圏では「川口」など全国で10の地域で新しいナンバー・プレートが登場しています。
さてあの国のナンバー・プレート事情はどうなっているのでしょうか？
今朝も2カ国をコネクト。

ナンバー・プレートへのこだわりはありますか？

ハワイ、ホノルル。アン・鈴川さん
「人によってこだわりが違います」

どのようなナンバー・プレートがありますか？

基本的に上に虹のマーク、下に Aloha State と書いてあるのがハワイのナンバー・プレートですが、自分の好きな番号やアルファベットを自由に選ぶことができます。ただしすでに登録されているものはダメなので専用のウェブサイトで確認して、登録されていなければ、そのナンバーを登録事務所で貰うというのが手続きの順序です。

他にも特徴がありますか？

ナンバー以外に、ハワイ州では1999年から、Decal Program という制度がスタートしています。これはホノルル動物園や、ビショップ・ミュージアムなど、ハワイ州にある非営利法人をサポートするという小さなステッカーのようなものを、ナンバー・プレートの申し込みと一緒に行い、プレートそのものにつけてもらうプログラムです。もちろん一般のナンバーよりも割高になりますが、20ドル分がNPO法人に寄付されることになり、それを一種の誇りにしてクルマを運転するロコがたくさんいます。

ナンバー・プレートへのこだわりはありますか？

ドバイ。金子家暢さん
「番号に対してのこだわりがあります」

どういうものが人気なのでしょうか？

普通に車を登録した場合はドバイの場合ランダムな6ケタのナンバーがもらえます。

桁数が少ないとか、ゾロ目は人気があります。

これらはしかるべき機関のコネの場合が一般的で、地元の有力者は昔、首長からもらったりしてしたようです。1ケタのナンバーはかなりの大物ですので、事故ると厄介なので近づかない方がいいです。

人気のナンバーはどうやって手に入れるのですか？

実は、ナンバー・プレートを販売している業者があったり、個人間で取り引きされています。
首長国によりますが、ちなみに、アブダビだとチャリティ目的でナンバー・プレートのオークションがありますね。

一昔前には「1」番が15億円くらいで落札されました。