2014/12/12

NFLのオーナー側が満場一致でDV防止へ新規範 

アメリカプロフットボールのNFLは、選手によるドメスティックバイオレンス事件が相次ぐことを受け止め、オーナー側が新たな行動規範と、罰則を設けることを承認したと発表しました。今年2月にはレーベンズのライスが妻への暴力事件を起こし、9月にもバイキングズのピーターソンが息子への虐待で起訴されています。行動規範は該当する選手に対する特別調査委員会や、調査や決定内容を監視する機関を置くという案が盛り込まれ、女性への暴行、幼児虐待については6試合出場停止処分など罰則規定も盛り込まれています。

F1のマクラーレン・ホンダ、来シーズンのパイロットを発表

自動車のF1レースに来年エンジン供給ということで復帰するホンダと、コンビを組むマクラーレンはきのう、来シーズンの正ドライバーとして、スペインのフェルナンド・アロンソを起用、またイギリスのジェンソン・バトンも残留と発表です。アロンソはルノー時代の2005年から総合で2連覇を果たし、2010年からフェラーリ所属で通算32勝。マクラーレンには07年以来の復帰。一方バトンは通算15勝。2006年のF1初勝利でホンダに39年ぶりとなる、単独チームとしての優勝をもたらし、2009年に総合優勝を果たしました。

大リーグ総収入が過去最高の大幅増

アメリカの経済誌フォーブスは、野球の大リーグの2014年の総収入について、過去最高額のおよそ90億ドル(1兆700億円)を記録したと報じました。昨年の総収入およそ80億ドルを大幅に更新したのはFOXなど主要テレビ局の放送権料が上がったためなどと分析しています。ちなみに1995年の総収入はおよそ14億ドルだったということです。

バスケットの「ワールドカップ」

今年の8月と9月にスペインで行われたバスケットの「ワールドカップ」。前回まで「FIBA(International Basket Federation)世界選手権」という名前でしたが、今年から「ワールドカップ」に名称変更。そして次の大会からはサッカーのワールドカップと同じ年の開催ではなく、時期をずらし、予選を参加国によるホーム&アウェイ方式に変更する、ということが決まっています。

次の開催は2019年、その次が2023年で、中国、フィリピン、トルコ、そしてドイツの単独開催、もしくはドイツとフランスとの共同開催として立候補していました。APによると、カタールが2019年、2023年をどちらかの大会を開催するとして立候補ときのうFIBAがコメントしたと伝えています。カタールでは2022年のサッカーワールドカップ、そして2019年に世界陸上競技選手権が行われる予定です。