来年はどんな年になるのか。気になりますか?
さてあの国の占い事情、はどうなっているのでしょうか?
「カリスマ占い師」っているのでしょうか?
今朝も2カ国をコネクト。
イタリア、ローマ。村本幸枝さん
「います」
イタリアのカリスマ・アストロロゴ(占星術家)はブランコ(Branko)の愛称で親しまれています。
俳優でもあるブランコ・ヴァトヴェックです。
テレビやラジオ番組にもよく出演しています。
毎年、大手出版社からブランコによる「各星座の今年の運勢」が発行され人気を呼でいます。
その他、全国紙、週刊誌でもブランコの星占いコーナーを持っています。
テレビの朝のニュース番組でも天気予報、為替、交通情報、時事ニュースと並んで、その日の星占いが放映されたり、食事会やパーティなどでも話が弾むと星座を尋ねられることもしばしば。
一説によると人事採用の際にホロスコープを参考にする企業やお抱えの占星術家(星占い師)を持つ政治家や企業家も多いと聞きます。
仲の良い私の友人に優秀な占星術師がいるのですが、「最近、出会った人との相性はどうか」「大きな契約を控えているが契約を交わして良い時期なのか」などかなり具体的なアドバイスを求める友人や知人が多いです。
タイ、バンコク。山崎幸恵さん
「います」
特に有名なのは「モーラック」という方で、トレードマークの赤い旗を振り上げ「これが答えだ!」みたいな感じで断言するんですが、断言されると頼れると思ってしまうのか、根強い人気を誇っていますね。TVでもよく見ます。
また、30代イケメンのタロット占い師もメディアでよく見ます。タロット占いはこの数年で一気にメジャーになった感じがします。年の初めに雑誌が占い特集を組むのは日本と同じで、こういったカリスマ占い師が活躍していますね。
また、タイの占いといえば、「タイ数字占い」です。
数字占いは中国の四柱推命に似ていて、誕生日から数字を割り出して、幼少期、青年期、などの人生全体の運勢の波をみたり、今年はどういう年なのか、ラッキーなのはいつか、などを教えてくれます。けっこう信じられていて、タイの要人の中には本当の生年月日を公表してない人もいるくらいです。運勢の悪い時期に攻撃されたら、政治生命やビジネス生命にかかわると信じているんですね。
タイ人が日常生活で活用しているのは曜日占いです。
生まれた曜日によって性格や運勢が異なると言われています。
日本の血液型占いの、「A型はまじめ、O型はおおらか」というざっくりした感じと似ていますね。
月曜日生まれはおっとりして優しい、火曜日生まれは意志が強い、など性格を分類して、向いている職業や何曜日生まれの人と相性が良いかを教えてくれるんです。それでタイ人は全員、自分が何曜日生まれか知っています。赤ちゃんを出産するときに、タイでは帝王切開が主流なのですが、出産日を決める時に、曜日ももちろん参考にするそうです。