ノルディックスキーのジャンプ男子は、年末年始の伝統ともいえるジャンプ週間4戦を含めたワールドカップがヨーロッパで始まります。この大会に出場する葛西紀明選手などが昨日、成田空港から出発。今シーズンには個人第3戦で優勝し,自身が持つW杯優勝の最年長記録を塗り替えた42歳の葛西選手は、「わくわくしている。最年長優勝を更新したい」という意気込みをコメントしました。
JSC(日本スポーツ振興センター)は、2018年平昌冬季五輪に出場するスケルトン女子でメダル獲得を狙う選手のトライアウトを行った結果、3人が合格したと発表。合格者は15歳と23歳の陸上経験者と、16歳のビーチ・フラッグス経験者です。今後は日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟と連携し、国内外のレースに参加することで短期間での成長を目指します。また2020年の東京五輪のカヌー・スプリントの女子選手を公募することも発表しました。17〜27歳の日本人で、国際レベルの競技会出場経験があることなどが条件。1月22日、23日に東京でトライアウトを実施する予定です。
水上でジャンプの高さや回転の技を競い、審判員が採点する競技の水上スキーのウエークボード。この競技を統括する日本ウエークボード協会は、大分県竹田市に来年春完成予定の施設を会場にして、2020年東京五輪での競技実施を目指す方針を明らかにしました。日本ウエークボード協会の会長と竹田市の首藤市長が1月7日に記者会見を行い、大会組織委員会を訪れて働き掛けます。国際オリンピック委員会(IOC)は開催都市が追加種目を提案することや一部競技の他都市開催を認める五輪改革を決めたため、再び採用を目指すことにしたようです。
フィギュアスケートで、来年3月に行われる世界選手権代表選考会を兼ねた、全日本選手権は今日、長野市のビッグハットで開幕します。これに先立ちきのうは会場で練習が行われました。今月のグランプリ・ファイナルで連覇を達成した男子の羽生結弦選手。この大会では3連覇がかかっています。それについては、「全く意識していない。いつもよりリラックスできている」と落ち着いた表情でコメント。
ジュニアのグランプリ・ファイナルで表彰台に上がった10代の選手たちも出場するこの大会ですが、誰が勝っても初優勝となる女子では、注目の13歳樋口新葉選手が練習で難度の高い2連続3回転ジャンプを成功。ほかにも村上佳菜子選手や本郷理華選手、宮原知子選手など有力選手も精力的に調整しました。