日本の食に欠かせない「だし」。そして「しょうゆ」。
その作り手たちに密着したのが「千年の一滴 だし しょうゆ」。
日本とフランスの国際共同制作ドキュメンタリーです。
映画の宣伝文句には、こうあります。
フランス料理の主人公は、シェフ。しかし、和食は……日本列島そのものが料理人だ。
カメラが追うのは、北海道で昆布漁をする家族。 宮崎県でしいたけを栽培する農家。かつおぶし、しょうゆ、日本酒の職人さん。京都の料亭。さらに、赤ちゃんの離乳食をかつおだしで作る母親。
それぞれの人が、だし、しょうゆにどう向き合っているのか。その姿を見つめます。
世界からも注目される和食。その中心にあるのが、日本列島の自然の恵みが生んだ、「だし」と「しょうゆ」。
ちなみに、「だし」は、「作る」とは言わず、「引く」と言うんですね。
これは、「自然の恵みを、引き出す」という意味からなんだそうです。
映画「千年の一滴 だし しょうゆ」は今日から公開です。
映画「千年の一滴 だし しょうゆ」
上野の東京国立博物館で、今日、2015年1月2日から国宝を含めた美術の宝が特別公開されます。
例えば、16世紀、安土桃山時代の国宝「松林図屏風」。
そして、13世紀鎌倉時代の十二神将立像 未神。
十二神像とは、12の方角を守る神の像で、12の干支の形をした冠を頭上に着けているもの。
今回展示されるのは、ひつじ年にちなんで、ひつじの形をした冠を着けた神様の像。
そのほか、中央アジアから、東アジアまで、羊に関連した作品が紹介されます。
また、今日と明日は、本館の前で、和太鼓の演奏や、獅子舞も。
さらに、ミュージアムショップ、レストランなどの利用者には先着でプレゼントもあるそうです。
お正月特別記念「博物館に初もうで」は東京国立博物館で今日から、1月12日まで開催。
入場料はおとな、620円、大学生は410円、18歳未満の方は無料です。