2015/1/9

東京オリンピック・パラリンピック選手村は水素タウンに

2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、中央区の晴海地区に選手村ができますが、東京都は、この選手村について、水素でエネルギーを賄う「水素タウン」として整備することを決めました。

水素ステーションを設置し、選手が滞在する施設に電力やお湯を供給。オリンピック後は、エリア内の商業施設や学校などへの供給も目指すということ。過去に例のない大規模な実験となりそうです。

島で使い切れない電気で水素を作る

水素といえば、長崎県の五島列島の沖合では、洋上風力発電の実験が行なわれていますが、この風力発電で生み出された電力のうち、島で使い切れない分を利用して「水素」を生み出そうという取り組みが、今年から始まります。

「電気を使って、水を『水素』と『酸素』に分解し、その『水素』だけを取り出す」という仕組み。
さらに、この水素をトルエンという物質と反応させれば、液体でドラム缶に保存することができ、輸送も可能になるということ!

マドリードの街灯が省エネタイプに

スペイン、マドリードの街灯が、全て省エネタイプのものに切り替わります。取り替えられる22万5千の照明のうち、8万4千がLED。残りは、LEDではないものの、省エネタイプの照明となります。しかも、これにより、必要に応じて明るさを調整できることになります。

マドリードのアナ・ボテジャ市長は、「これは、スマートシティに向けて、大きな1歩だ」とコメントしています。


家庭での電力消費量で大きな割合を占めるのは、エアコン、冷蔵庫、そして 照明です。照明を 省エネタイプにすることも もちろんですが、必要のない場所の照明を オフにすることも お忘れなく。