今年のテニス・ツアー開幕戦、オーストラリアのブリスベン国際に出場した男子シングルス第2シードの錦織圭選手。シングルス初戦は世界ランキング37位のスティーブ・ジョンソンをストレートで下しました。ラケットを握る角度を変えて手首のスナップがさらに効くようになって、7本のエースを記録。課題克服に進歩が見られ、自身でも「特にサーブが良かった」と手ごたえを感じたようです。きのうは試合がなく会場で練習をこなし、今日の準々決勝での対戦相手、オーストラリアのバーナード・トミックとのマッチに備えました。
男子フィギュアスケートのソチ冬季五輪金メダリストで羽生結弦選手は、昨年末に「尿膜管遺残症」と診断され、腹部の手術を受けていました。昨日の日本スポーツ賞の大賞受賞でコメントを発表し、3月に上海で行われる世界選手権で「できる演技をしっかりしたい」と出場に意欲を見せました。現在も入院中で「徐々に回復しているけれど、今は焦らず治療に専念したい。次の一歩のための有意義な時間にしていきたい」とコメントしています。
4月26日に行われるロンドン・マラソンの主催者はきのう、世界記録保持者のデニス・キメットと、前記録保持者で前回優勝のウィルソン・キプサングが出場すると発表しました。練習パートナーであるケニアの二人がマラソンで対決するのは初めてとのことです。キメットは昨年9月のベルリン・マラソンで、キプサングが2013年につくった世界記録を26秒更新する2時間2分57秒の世界新記録をマークしました。
アメリカではプロだけでなく、大学スポーツも高い人気を誇ります。その中でNCAA (National Collegiate Athletic Association/全米大学体育協会)のアメリカンフットボールでは、もともと全米チャンピオンを決める試合がありませんでした。
1998年シーズンにはじまった、BCS(ボウル・チャンピオンシップ・シリーズ)は複雑なシステムですっきりとしない対戦があったりしましたが、今シーズンからは、ランキング1位から4位まで、チームでトーナメントを行うCFP(カレッジ・フットボール・プレイオフ)制度をスタートさせました。
プレイオフ一回戦の2試合は四大ボウル(ローズ・ボウル、シュガー・ボウル、オレンジ・ボウル、フィエスタ・ボウル)の優勝チームで持ち回り開催し、その勝者が日本時間1月13日火曜日の午前10時30分から行われる王座決定戦に進むというシステムになりました。
組み合わせはOhio State Buckeyes(オハイオ州立大学)と Oregon Ducks(オレゴン大学)で、初の栄冠に輝くのはどちらでしょうか。