2015/1/16 広島県 広島市

広島県、広島市の中心部。
平和記念公園の真ん中で、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。白いご飯を食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は広島県、広島市です

世界平和を願って爆心地に近い場所に作られた平和記念公園。
広島平和記念資料館や原爆死没者慰霊碑などがありますが、やはり象徴的なのは、世界文化遺産に登録されている原爆ドームではないでしょうか。

広島県内の物産品を展示・販売する施設としてチェコの建築家の設計によって1915年に完成。モダンな建造物として人気で展覧会などにも使われました。1945年8月6日の原子爆弾による熱線と爆風によって建物は大破しましたが、倒壊を逃れたため、核兵器の恐ろしさと、平和を訴えるシンボルとして保存工事を重ねて今に至ります。

朝は今が旬の野菜のお漬物を

広島の名産品といえば「広島菜」。
主に中国山地から瀬戸内海に流れる太田川流域で栽培されるアブラナ科の濃い緑色の野菜です。

一般的に1株が2キロ以上と、とても大きく立派。その葉っぱのほとんどが漬物として使われます。
歯切れがよく、わさびに似た風味が特徴でしっかりとした深い味わいが親しまれています。

秋に種をまいて、本格的な冬を迎える前の年末までに収穫するというのが「広島菜」の栽培シーズンで、今ちょうど、新鮮なものが一般家庭に届いています。広島県の家庭の食卓には欠かせない「広島菜」の漬物。ピリッとした辛みは、白いご飯との相性が抜群です。ごはんやお味噌汁と一緒に、それとも大きな葉っぱで巻いておにぎりでしょうか。

そのままでも、ほどよい塩味がついていますが、広島産の牡蠣エキスの旨味を加えた、ちょっぴり甘口の「かき醤油」を少したらして食べることもあるようです。