映画「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」
この映画、設定が最高です!
ドキュメンタリー風と言いますか、リアリティ・ショー風と言いますか、カメラが「共同生活をしているヴァンパイアたち」を追いかける。そんなところから始まります。
こんなクレジットが出てきます。
「撮影班は十字架をつけ、取材対象から守られている」
そして、映画がよりワクワクするものになっている理由があります。
奥野文子さんに教えていただきました。
この作品は、基本的な物語の流れというのはあるんですけど、出演者がニュージーランドで活躍するコメディアン達なんですね。なので、全てアドリブで撮影されています。実は。
本当に現代にバンパイアがいたら、こんな風なんじゃないか?っていう……結構リアリティー性のある作品になっているので、そういったところも、みなさんに楽しんででいただける1つではないかなと思います。
世界各地の映画祭で「観客賞」を続々と受賞した作品。大いに笑ってください!
映画「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」は明日から公開です。
映画「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」
展覧会「新印象派 光と色のドラマ」
19世紀末のフランスで生まれた新たな芸術の流派「新印象派」の絵画を紹介する展覧会。
上野の東京都美術館で、明日、土曜日から始まります。
モネ、ルノワールといった印象派の画家の次に登場したのが新しい印象派。すなわち「新印象派」の画家たちです。印象派の画家たちが 揺れ動く水面や、キラキラとした光のうつろいなどをそのままキャンバスに写しだそうとしたのに対して、新印象派の画家たちは、より科学的に光を分析して印象派の絵を発展させていきました。
普通はいくつかの絵の具をパレットで混ぜた上で、絵筆でキャンバスに描いていくものですが、新印象派の画家はパレットで絵の具を混ぜることなく、青のドットと白のドットを無数に並べて揺れ動く水辺を表現してみせたんです。
展覧会では、印象派のクロード・モネの絵画から始まってジョルジュ・スーラや、ポール・シニャックなど、フランス、ベルギーで生まれた新印象派の様々な表現、およそ100点を紹介します。
展覧会「新印象派 光と色のドラマ」は、明日、土曜日から3月29日まで東京都美術館で開催です。
展覧会「新印象派 光と色のドラマ」