テニスの全豪オープンは昨日、シングルス2回戦がメルボルンで行われ、男子第5シードの錦織圭選手は世界ランキング86位クロアチアのイワン・ドディグに4-6、7–5、6–2、7–6で競り勝ち、5年連続で3回戦に進みました。錦織選手の次の対戦相手は世界ランキング38位アメリカのスティーブ・ジョンソンで、今までの対戦成績は2戦して錦織選手が2勝しています。また世界ランキング92位の添田豪選手はスペインのフェルナンド・ベルダスコに敗れました。
日本高等学校野球連盟はきのう、大阪市内で軟式部委員会を開き、延長戦で試合の早い決着を図る「タイブレーク方式」を、今年夏の全国選手権で導入するという案をまとめ、3月の理事会に提出することを決めました。延長12回が終わり同点の場合、13回からノーアウト1、2塁で任意の打者から攻撃に入ります。また決勝の試合では延長15回引き分けとし、翌日再試合を行うというものです。昨年夏の全国軟式選手権では、準決勝の試合が延長50回まで続き、選手の健康管理が問題視されました。
2016年リオデジャネイロ五輪の大会組織委員会は、競技施設や記録システムのチェックなどを目的にしたテスト大会を、今年7月から本格的に実施すると発表しました。既に実施したセーリングを含めて、合計45大会を行う予定です。7月から10月にかけては馬術やボートなど屋外競技が中心で、11月から来年の2月は柔道や卓球など主に屋内競技を実施。新たに採用されるゴルフは11月、7人制のラグビーは来年3月に実施されます。
アメリカのメディアは現地時間21日、プロフットボールNFLのペイトリオッツが先日のアメリカン・フットボール・カンファレンス決勝(AFCC)で使用したボールに不正があり、リーグが調査を進めていると報じました。
NFLでは各チームが攻撃に使うボールを12個ずつ用意することになっていますが、ペイトリオッツが使用したボールのうち11個のボールがリーグで定められた規定の空気圧を下回っていたということです。空気圧の低いボールは低温や悪天候の試合で捕球しやすく、パス攻撃に有利といわれます。その試合ではクォーターバックのトム・ブレイディが3つのタッチ・ダウン・パスを決め、45–7でコルツに圧勝。アリゾナ州グレンデールで行なわれるスーパーボウルへの出場を決めました。監督やクォーターバックのブレイディ選手は容疑について否定しています。
調査がすべて終わるまで数日かかる見込みで、不正が見つかった場合には、罰金や来年のドラフト指名権の剥奪もあり得ますが、スーパーボウルは予定どおり行われます。ペイトリオッツは以前も試合相手のサインを撮影するスパイ容疑で処罰を受けています。
全米を敵に回す事になった地元ファンは「防御」には慣れている様子で、Twitter での炎上をファンが笑い飛ばしている、とAPは報じています。