情報通信や放送のテクノロジー、ノウハウを生かして
三分野で活動を行っているボランテイア団体、NGOです。
具体的には(1)の被災者支援では、東日本大震災の支援を続けており、原発事故で避難しておられる福島県飯舘村の村民の情報通信や健康支援(お医者さん、看護婦さんのNPOの協力を得て実施中)、岩手・宮城・福島県の災害FM放送局22局の支援、及び石巻市及び周辺の集合仮設住宅の自治会などの情報通信の支援(インターネットと趣味と就労のためのパソコン教室等)を実施しています。
また一昨年11月から昨年5月はフイリッピンの大型台風によるレイテ島被災者支援を実施するなど、海外の被災者支援を1992年から続けています。
(2)では、現在バングラデッシュのハテイア島で防災や生活改善のためのローカル放送局開始の支援及びミャンマーデルタ地帯での農民等に対する防災や生活改善に役立つアナウンスシステムや太陽電池電源の提供、ミャンマー山岳地帯に帰還中の少数民族の高校や病院に電力がないためソーラー発電を用いた支援を実施しており、デジタルデバイドを少なくするための途上国での情報通信の支援を過去から実施しています。
また(3)ではアジアの将来の情報通信を支える若手人材を毎年日本及びマレーシアに招き人材の育成を実施しており、過去17回の研修生は13カ国から130名に上るほか、ASEAN や APT の日本における研修も支援しています。